連続テレビ小説「なつぞら」に出演する(左から)松嶋菜々子さん、粟野咲莉さん、広瀬すずさん、草刈正雄さん、藤木直人さん=東京・渋谷のNHK放送センターで2019年3月6日、屋代尚則撮影 日本銀行釧路支店は7日、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の北海道十勝地方への経済効果が約95億円になるとの試算を発表した。 過去8作品の舞台となった地域の平均的な観光客数の増加率を基に、同地方では2017年度(観光客数約379万人)に比べ13.1%、約49万7000人の来訪客増が見込まれると試算。…
「3人以上産んで」と発言した加藤寛治氏と、傷害容疑で書類送検された国場幸之助氏はともに2012年衆院選で初当選した。自民党が政権を奪回した衆院選で大量当選した議員の不祥事はこれまでも相次ぎ、「魔の3期生」などと問題視されている。 加藤氏発言について与党幹部は「なぜ波風を立てることを言うのか。与党議…
ある人物と特定の日に会ったのか。たったそれだけのことを確認するのに1年近い月日が費やされた。 学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、柳瀬唯夫元首相秘書官(現・経済産業審議官)が国会に参考人として招致された。 柳瀬氏は秘書官当時の2015年4月2日、加計学園関係者らと首相官邸で面会したと明らかにした。これまで「記憶の限りでは」と否定していた愛媛県今治市など自治体関係者の同席も「いたかもしれない」と事実上認め、説明を一転させた。 今治市職員による官邸訪問を記した同市の行政文書が表面化したのは昨年6月だ。翌7月、柳瀬氏は面会相手ではないかと野党から追及され、否定している。結局、面会に同行して内容を記した愛媛県職員の文書が見つかり、追い込まれた。 驚いたのは、加計関係者との面会をこれまで明かさなかった理由についての柳瀬氏の言いぶりである。これまでの国会での質問は、愛媛県や今治市職員との面
海賊版サイト対策の強化を目的とした著作権法改正案について、自民党は文化庁に対し、違法ダウンロードの対象を全著作物に拡大する項目の削除を求める方針を固めた。この項目は改正案の柱だが、利益が守られる側の漫画家団体のほか、一般のネット利用者から「インターネット利用を萎縮させる」などと懸念する声が上がっており、安倍晋三首相が指示したという。 関係者によると、安倍首相が6日、党の最高意思決定機関である総務会のメンバーで、超党派の「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」会長の古屋圭司元国家公安委員長と電話で協議し、削除を求めたという。改正案は先月22日に党文部科学部会などで了承されたが、総務会が「まだ理解を得られていない」と部会に差し戻す異例の事態となっていた。
参院予算委員会で答弁する内閣法制局の横畠裕介長官=国会内で2019年3月6日午後1時50分、川田雅浩撮影 内閣法制局の横畠裕介長官は6日の参院予算委員会で国会の行政監視機能について説明する中で、立憲民主党会派の小西洋之氏の質問について「このような場で声を荒らげて発言するようなことまで含むとは考えていない」と批判し、謝罪・撤回に追い込まれた。小西氏は「法制局長官が国会で政治的な発言をしたのは初めて聞いた」と批判した。 小西氏は、安倍晋三首相の答弁が時間稼ぎだと批判して「聞かれたことだけを堂々と答えなさい」と強い口調で要求。「国会議員の質問は国会の内閣に対する監督機能の表れだ」と主張し、こうした趣旨の政府答弁書があるかの確認を横畠氏に求めたところ、問題の発言が飛び出した。
東京都渋谷区の将棋会館近くにあり、棋士が対局中に注文する「勝負めし」の出前で知られるそば店「みろく庵」が、3月末で閉店する。藤井聡太七段(16)の登場で、対局中の棋士の食事が注目されるようになって脚光を浴びただけに、棋士やファンから惜しむ声が上がっている。 居酒屋を経営するのが夢だった檜垣善啓(よしひろ)さん(74)が、妻ゑり子さん(68)とともに1982年に開き、将棋会館からの出前の注文も受けるようになった。JR千駄ケ谷駅前の東京体育館にも近く、スポーツ関係者にもひいきにされてきた。藤井七段の活躍で将棋ブームが起きると、聖地としてファンが列をなした。 だが昨年10月、入居するビルの建て替え話が持ち上がった。体調を崩しがちだった夫を気遣って引退を考えていたこともあり、「店の名前と同じ36(みろく)年が引き際かもしれない」と店を畳む決意をした。建て替え話は白紙になったが、決意は揺るがなかった
性同一性障害のため女性から男性に性別を変更した兵庫県宍粟市の前田良さん(35)。2人の息子がそばを離れず、妻が見守る。そんな家族4人をファインダー越しに見つめた。どれほどお互いのことが好きか、あふれる思いが伝わってきた。【川平愛】 「もう1回、もう1回!」。自宅で休日を過ごす前田さんに兄弟がせがむ。次男(5)が、あぐらをかいた前田さんの膝の上に座り、おしりを持ち上げてもらい宙に浮かぶと両手を広げて大はしゃぎ。「僕もー」。長男(7)が飛び込んで来る。「パパもうヘトヘト」。前田さんは何度か頑張って、さすがにギブアップした。 前田さんは女性として生まれたが、幼稚園の頃から心と体の性の違いに苦しんだ。手術を経て25歳の時、性同一性障害特例法(2004年施行)に基づいて戸籍上の性別を変更した。「(男性に)戻った」と感じた。全てを受け入れてくれたあきさん(35)と08年4月に結婚。話し合い、精子提供を
ラストステージとなった「ファイナルカーニバル」で歌うキャンディーズ。左からミキ(藤村美樹)、ラン(伊藤蘭)、スー(田中好子)の3人=東京都文京区の後楽園球場で1978年4月4日、藤田君幸撮影 40年前の春、子どもだった私は、キャンディーズにあこがれていた。歌だけでなく、バラエティー番組でコントにも登場した、ラン、スー、ミキの3人組アイドル。1978(昭和53)年4月4日、後楽園球場での「ファイナルカーニバル」を最後に解散。球場は東京ドームに替わり、ファンだったスーちゃん(田中好子さん)も、もういない。そして、当時ファンの中心だった高校生、大学生は、もうすっかり、AKBがよくわからないおじさんに。でも、AKBがわからなくても、今の若者が熱中するのは理解できるはずだ。自分たちもそうだったように。 ネットなどない当時、彼女たちとファンをつないだのはラジオ番組であり、はがきだった。ファンは、ラジオ
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