長野県の長野駅(長野市)と湯田中駅(山ノ内町)を結ぶ長野線を運営する長野電鉄は1月31日、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の03系電車を譲受すると発表した。 03系は東京メトロの前身である帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代の1988年に、老朽化した3000系の後継車として導入され、1994年までに8両編成42本・計336両が登場した(2001年には前年に中目黒駅で発生した脱線事故で大破した車両の代替として1両を新造)。 日比谷線のほか、相互乗入れを行なっている東武伊勢崎線や東武日光線、東急東横線でも運用されていたが、ホームドアの早期導入計画に伴ない、後継の13000系が2017年3月に登場。2020年度中には03系全車が置き換えられることになっている。 長野電鉄に導入される03系は、2020年に6両が入線する予定で、同社としては初のVVVFインバータ制御の車両となる。入線後は「3000系