雑誌・書籍・Webマガジンのエディターを経て2000年にSpoo! inc.を設立、代表をつとめる。自転車野宿旅行が好き。 東京の街にピストバイクが溢れていた頃(2000年代後半ですね)、僕は米国のとあるサイクリストのブログと、そこからリンクされていた米国の2つのサイクルストアの商品ラインナップに、ちょっとしたカルチャーショックを受けていました。 そこで出会ったのは、それまで自分が見聞きしたり齧ったりしていた日本のバイクカルチャーのいずれともちょっと毛色の違った文化でした。彼らが乗るバイクは、ロードレーサーではないしピストでもないしマウンテンでもありません。いい按配のクロモリフレームで、ハンドルバーはドロップだけどカゴを付けていたり、リアキャリアとパニアバッグを付けていたり、センタースタンドを付けていたりします。こんなシーンがあったのか。自転車と毎日の生活がしっかりと結びついていて、でも実
![エリート主義から自転車を取り戻すための本。ジャスト・ライド – geared【ギアード】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d40eb91eaba1885288813ec6ac6e219a5fe7dc6b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fgeared.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F11%2Fjustride2-150x150.jpg)