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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (2)

  • 「マンガ規制条例可決」で表現を殺さないために

    ついに昨日、東京都議会会議で「マンガ規制条例」(東京都青少年健全育成条例)が可決・成立した。夕方の民放のニュースでは石原都知事が出てきて「当たり前だ」「騒ぎすぎ」「頭冷やせ」などと相変わらず尊大な物言いを続けている。また、メディアは、東京都青少年・治安対策部の掲げる「マンカ規制」を「過激な性表現のマンガは子どもには見せていいかどうか」という短絡的な切り口で報道し、他方で条例に抗議するマンガ家の声をはさんでいる。よくあるトリックだが、「過激な性表現のマンガを子どもたちに見せないようにするゾーニング」に、妄想たくましく「表現の自由」を振り回して抗議する愚かな輩という石原流のメディア操作の図式が目につく。こうした浅はかな流れに乗って垂れ流される情報の力=世論こそ、今回の都議会民主党内の「反対論」をねじ伏せた正体だ。 東京都ではすでに、「区分陳列」(ゾーニング)は行なわれている。『ドラえもん』

    taimatu
    taimatu 2010/12/16
    条例の危うさもそうだが、騒動の中で石原知事と猪瀬副知事がまきちらした暴言の数々と、それを「また言ってる」ぐらいに流してしまう空気が一番恐ろしい。
  • 「民主主義の力」が止めた「非実在青少年」条例

    (6月13日、大阪で開かれた「表現規制」を考える集会には90人が集まり熱い議論をした) 東京都青少年条例の改正案が都議会最終日の昨日、会議で否決された。反対したのは民主党、共産党、生活者ネット、自治市民、賛成したのは自民党、公明党、一人会派の日創新党だった。傍聴者によると、自民党の都議が1人欠席していたというものの、民主党などの知事野党の議員数が数人上回るだけのきわどい力関係のなかで、表現規制をものともしない石原慎太郎都知事と青少年・治安対策部の目論見をなんとか止めることができたと言えるだろう。 直接この問題に取り組んだ都議会議員はもちろん、精力的に反対運動を展開したコンテンツ文化研究会や弁護士の山口貴士さん、藤由香里さん、マンガ家、出版団体、読者など多くの方々の声が状況を動かすことができた。 会議の討論では、民主党の滝口学都議が「受容環境の整備」こそ考えるべきだと訴えたという。

    「民主主義の力」が止めた「非実在青少年」条例
    taimatu
    taimatu 2010/06/18
    参院選に向け、これは大きなアピールポイント。欠席した自民党の都議は、良心的に否決を応援したと見るべきなのか。
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