フランス料理やイタリア料理で使われる「ムール貝」。 和名では、ムラサキイガイといいます。 暗紫色の二枚貝で、全国の防波堤などにびっしりと付着している、似た種の貝の中で最も目にする機会の多いものです。 港湾、漁業施設、船舶、発電所など埋め尽くしてしまうほどに被害が広がっていて、マガキ、イワフジツボなどの在来生物と固着空間を争い排除したと考えられています。 あの美味しいムール貝が、そこら中に付着しているムラサキイガイだなんてちょっと意外です、イガイだけに(笑) 採取時期は6月〜9月と記載しましたが、場所によって異なるようです。 食用としての旬は、栄養を蓄えた夏〜秋が良いようです。 ただし、貝毒のリスクも考えられるため、むやみに採取して食べない方が賢明です。 カラスのような色をしていることから「カラス貝」と呼ばれることもありますが、在来種である後述の「カラスガイ」とは別種です。 釣り場によっては
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