料理ができることを10年以上も隠し続けたクッキングパパ 当エキレビ!でもおなじみ杉村啓の新刊『グルメ漫画50年史』(星海社新書)によれば、男性が家庭で料理するという漫画には、ほぼ同時期に『バンザイお料理パパ』(話:東史朗、画:やまだ三平)があるとはいえ、『クッキングパパ』がほぼ元祖と言って差し支えないようだ。連載の始まった80年代当時は、まだ料理人以外の男性はあまり料理をつくらない時代だっただけに、そのコンセプトは画期的であった。 そのためなのか、照れ屋という設定なのか、じつは荒岩一味は、料理ができることを当初は隠していた。ふたたび『グルメ漫画50年史』を参照すれば、一味がそのことを周囲に公表したのは、1998年発売の単行本51巻でのこと。じつにスタートして13年が経ってからだった。それまでは、弁当も差し入れの料理も妻がつくってくれたように見せかけ、友人の頼みでテレビで料理をつくらなければ
いつ、どんな時に食べてもおいしい! まさに“ハズレ”のない食べ物といえば、「ラーメン」でしょう。 とは言え、やはり絶好のシチュエーションはあります。 お腹が空いた時に打って付けだし、お酒を飲んだあとの“シメ”としてもピッタリ。 そして今度は、トレーニングの後にこそ食べてみたいラーメンが出来上がりました。 テーブルには調味料に混じってプロテインも 以前よりコネタで「マッチョバスツアー」「マッチョカフェ」「マチョ氷」等を紹介してきましたが、一連のイベントで筋肉を見せつけたアイドルグループ「マッチョ29」が今回は8月31日までの期間限定でラーメン店をオープン! お店の名前は「裸men屋(ラーメン屋)」(東京都千代田区)です。 ここへ、オープン日である昨日(21日)に記者も遊びに行ってきました。 当日、11時のオープンを控えた店舗前には長蛇の行列が! 今までのマッチョイベントと比較すると、意外にも
回答者は何度間違えてもいいが、間違えるたびに出題者から罰を受けなくてはいけない。テレビでたまに見るルールだよね。 ところがこの本に載っている番組はニセモノの番組で、心理学実験のために企画されたクイズ番組だ。回答者が間違えるたびに出題者は「電気ショック」を与える。間違えを繰り返すたびに、その電圧が20ボルトずつ上がっていく。苦しむ回答者をよそに、司会者が「さあ続けてください!」、ADが合図をして観客が「おーしおきっ!おーしおきっ!」と促すと、出題者は電気ショックを流すレバーを押してしまう。まあこれも、よくあるシーンだね。 ただこの番組では回答者は「もうやめてくれ!」と泣き叫び、最後には何もしゃべらなくなる(というシナリオで実験を進める)。それでも最後(460ボルトの電気ショック)までクイズが進行させる割合は、全出題者の81パーセントを記録した。テレビ番組という非日常世界に巻き込まれた人は、そ
「消しゴム版画家」を名乗る一人の女性がいた。消しゴムを彫りハンコにするその女性は、かつてテレビ業界を中心に大きな影響を与えていたことがあり、今や伝説的でさえある。 その人の名はナンシー関。30代より上の世代なら必ず一度は彼女の作品を目にしたことがあるだろう。しかし超売れっ子だった今から10年前、2002年6月12日に虚血性心不全のため39歳で早世してしまう。 しかしなぜ消しゴム版画家がテレビ業界に影響力を持ち、伝説にまでなっているのか。 「消しゴム版画家を名乗っていましたが、やはりコラムを抜きに彼女を語ることはできないと思います」 そう語るのは没後10年を機に今月『評伝 ナンシー関「心に一人のナンシーを」』を上梓したジャーナリストの横田増生さんだ。アマゾン・ドットコムやユニクロに関するルポタージュでも名高い横田さんは続ける。 「山藤章二さんの『コラムニストとして100点。それに消しゴム版画
一時期はすごく流行したけど、今ではめったに使う人のいない言葉を「死語」なんて呼びます。例えば、「ナウい」。流行に乗った新しい物事を指す言葉として、若者を中心に流行しましたが、最近の若い人はまず使わないですね。これとは反対の意味の「ダサい」はまだ使われているのですが......。今回は、そんな若い人は使わないどころか知らないような、「死語」を紹介します。 ●「チョベリバ」 1990年代に10代のギャル(これも死語ですね)を中心に流行した言葉。超ベリーバッド(Very Bad)ということで、「最悪」という意味です。反対の「最高」を意味する言葉として「チョベリグ」も流行しました。これは超ベリーグッド(Very Good)の略です。 ●「アウトオブ眼中」 こちらも1990年代に流行した言葉。「Out of 眼中」なので、「眼中にない」という意味です。筆者の青春時代にはコギャル(これも死語!)と呼ば
お笑いモンスター・明石家さんまが、28年ぶりにNHKの深夜の生番組に出演した。28年間、NHKの番組に呼ばれなかった理由が本人の口から語られた。 1日深夜に放送されたNHKと日本テレビによる初の共同制作番組『NHK×日テレ 60番勝負』(NHK)に、お笑いモンスター・明石家さんまが出演した。番組は深夜0時58分からの生放送であったが、後半の2時半頃にサプライズゲストとして登場したさんま。NHKへの出演は実に28年ぶりだというが、何があったのか事の顛末を明かした。 さんまは1985年の連続ドラマ『澪つくし』以来、NHKには出演していない。呼ばれなくなった理由は、1983年の教養クイズ番組『クイズ面白ゼミナール』に出演したことだという。「鉛筆」がテーマの回で鉛筆に関してのVTRが流された際にさんまは生あくびをしてしまい、その映像がそのままオンエア。 後日、新聞各社の投書欄に苦情が殺到したことで
今日は、男子にとっての永遠のテーマ、“下半身ハダカの状態は「フルチン」と「フリチン」のどちらが正しいのか?”について、お勉強していきます。 難しい話も出てくるけれど、大切なことなので、ガマンして読んでもらえればと。 と、その前に、ピンとこない女子のために説明すると、アノ姿には「フルチン」と「フリチン」の2つの呼び方がある。小学校のプールの着替えでよく飛び交う言葉で、どちらを使うかは、発言力のある子や、その時代のテレビやマンガなどに影響される。 例えば僕の周りは「フルチン」が多数派で、たしかテレビの影響だった。子供ながらに想像していた意味は“振る”チン。開放されたチンをイメージしていた。ただ“振り”チンでも同じ意味になるわけで、フリチン派にも納得。 “フリーのチン”なのかもしれない、とさえ思っている。 そんな「フルチン」と「フリチン」の謎を解明すべく、まず意味を大辞林第二版で調べてみた。 ふ
東進ハイスクールの林修先生は、現代文の講師であるものの“数学的な思考”を重視しているらしく。 これ、文系の私にも理解できる部分があります。 あくまで個人的な考えですが、国語と数学は基本的に同じ。「すべての事象・物事はすべて数字で説明できる」なる北野武氏の語録が忘れられません。 とは言え、理系出身の方々と理解し合えない要素も日常生活ではチラホラ出てくるわけで……。 以前、コネタで“理系あるある”の紹介記事(下記関連リンク参)を書いたことがあります。 というのも、理系の生態をゆるく面白おかしく描いた連続ドラマ『理系の人々』 (ひかりTVで提供中)放送に際し、ひかりTVは「理系あるあるツイッター投稿キャンペーン」を実施。一般の方々からツイッター上で、“理系あるある”を募集しました。 その投稿の中で特によく出てきたのが、「キムワイプ」なる見慣れない単語。“理系あるある”として、以下のようなものが寄
池上彰氏(以下池上さん)はテレビでいつも私たちが「明日からすぐ使える」役立つ知識を教えてくれる。 しかし、「池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇」(著:池上彰/日経BP社)を読むと、本来の池上さんは「すぐ使える知識」よりもむしろ「すぐには使えない知識」の方が大事であると考えていることが分かる。 では、すぐに使えない知識とはなんだろう。それは「教養」であると池上さんは語る。 教養というと、哲学、歴史、宗教などが挙げられる。これらは普段、池上さんがテレビで解説する「なぜイスラム国は生まれたのか」などといった知識と比べると実用的ではないし、なにしろ答えが必ずしも決まっていない抽象的なものも多い。 【教養は最強の武器】 そんな無駄な知識にも思えるような教養を、法律学や経営学のような実学よりも大事だと語る理由はどこにあるのだろう。 池上さんはこう語る。「すぐに役立つものはすぐに
ボビーが大暴れした一件での会見で、同席したムルアカが、「アフリカにはよくあること」と連発するのを聞きながら、「アフリカには自分の知らないことがたくさんある」と思った。 そんなひとつが、サンコンさんの「視力6.0」。 実際、そんな講演もしていたくらい有名な話だが、これもやっぱり「アフリカではよくあること」なんだろうか。また、視力6.0は、日本でもはかることができるのか。日本人は最高でも視力2.0までしかいないんだろうか。 メガネスーパーに聞いてみた。 「そもそも視力は、1.0が基準になっているんですよ」 というのは、人事教育センター担当者。測定法は、5メートル離れたところで、例の「C」の字に似た「わっか」の、どこが切れているかを見るというものだが、 「わっかの60分の1、時計でいう"1分"の隔たりがわかると、視力1.0になるんです。また、わっかが、この10分の1の距離でないとわからない場合は
今年もノーベル賞が発表される週を迎えている。きのう10月7日には、ノーベル物理学賞を赤崎勇・天野浩・中村修二の3人の研究者に授与するとの発表があった。 いずれも発光ダイオード(LED)の実用化に貢献した人たちである。 いまさら言うまでもないことだが、今回の例にかぎらず、自然科学の部門(物理学賞、化学賞、生理学・医学賞)においてノーベル賞は、歴史に画期をなす発見や発明に与えられるものだ。1901年に始まった同賞はそのまま20世紀以降の科学史そのものといっても過言ではない。もっとも、大きな業績を残し、一般的にもその名を広く知られながらもノーベル賞に選ばれなかった人物もけっして少なくない。アメリカの発明王で、電力技術の分野に多大な功績を残したエジソンもその一人だったりする。 ■エジソンがノーベル賞を逃したのは共同受賞者が辞退したから!? 私が子供の頃(1980年代)に読んだ本には、エジソンがノー
1914年に第一次世界大戦が勃発して、この夏でちょうど100年を迎える。一般的にその開戦日は、オーストリア・ハンガリー帝国(以下、オーストリアと略)がセルビアに宣戦布告した、きょう7月28日とされることが多い。 両国の開戦のきっかけは、前月28日に、オーストリアの皇太子夫妻がボスニアのサラエボ(現ボスニア・ヘルツェゴビナの首都)で、セルビアに拠点を置く暗殺者グループに殺された事件だ(サラエボ事件)。7月24日にオーストリアが突きつけた最後通告に対し、セルビアはほとんどの要求を受け入れ、事件について一定の責任を認めた。だがオーストリアはこの回答を受け取るとその場で国交を断絶、宣戦布告するにいたったのである。 こうして始まった戦争は二国間にとどまらなかった。オーストリアの同盟国だったドイツや、この2カ国とバルカン半島で勢力争いをしていたロシア、さらにはフランス、イギリスと列強各国がそれぞれの理
「またここも、きったねーババアがいっぱい来てるね」 そんな風に言われて、商店街を埋め尽くした満場のお婆ちゃんがドッと笑う。誰も怒りゃしない。 みんな笑顔だ。 「お婆ちゃん、ダンナさんは元気かい?」 「3年前に亡くなったヨ」 「そりゃ淋しいね。でも、クビ絞めたのはアンタだろう?」 これでドカンと笑いが起こる。なぜだ!? 耄碌しているからか? そうじゃない。お年寄りの皆さんは、この毒舌が聞きたくて集まっているのだ。 『ウルトラマン』に科学特捜隊のアラシ隊員役で出演していた俳優・石井伊吉は、1968年、お笑い番組『笑点』の中で司会の立川談志によって毒蝮三太夫と改名させられた。 その翌年、自分の名前を冠したラジオ番組『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』(TBSラジオ)が始まった。これが毒蝮三太夫──通称マムちゃんの毒舌なトークと相まって大当たりし、いまでも『大沢悠里のゆうゆうワイド』内のコーナー
いやーな頭痛。痛み始めた瞬間から、その日一日が最悪な気分になりますよね。頭痛持ちの方はもちろん、年末年始などお酒を飲む機会が多いこの時期には、二日酔いによる頭痛で悩む方も少なくないと思います。ですが、頭痛を引き起こすのはどうやらお酒だけではなく、ほかの食品も頭痛を生む可能性があると言われています。そのため、もしかしたら彼のために作った食事やお酒のおつまみのせいが、頭痛の引き金になっているかもしれませんよ! ■片頭痛を招いてしまう成分“チラミン”アメリカの経済誌『ウォール・ストリート・ジャーナル』の記事によると、51歳のエレン・ロックリンは、片頭痛とめまい、そして疲労を感じるようになり、病院に行ったといいます。すると医師から、ピザ 、 タマネギ 、 オレンジ 、 ヨーグルト 、ピーナッツバターを食べるのをやめるように注意されたのです。医師の指示に従ったところ、1年ほどして症状が軽くなったそう
先日、どんな言葉にも宇宙をつけることで有名な京大宇宙総合学研究ユニットの磯部氏にインタビューをしていたところ、「宇宙ヨット」なるものがJAXAから打ち上げられていることを知った。 宇宙ヨットとは、太陽光の圧力を受けて燃料なしで航行する宇宙船である。 今回JAXAが打ち上げた「イカロス(IKAROS)」という名前の宇宙ヨットは、帆の一部が太陽光パネルになっている、世界ではじめての宇宙ヨットらしい。太陽に向かって帆を広げ、太陽電池から電力を受け取りながら、ゆっくりと宇宙を航行するのだそうだ。 2010年に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」は、エンジントラブルに見舞われながらもミッションを果たし、最後は大気圏で燃え尽きながら小惑星イトカワの粒子を地球に届けるというドラマチックな展開もあいまって、日本中の注目を集めた。 一方で、このイカロスも、すごい成果をあげているらしいのだが、「うまくいきす
「故・石原裕次郎」とか、「故・美空ひばり」とか、聞いたことありますか? 「そんな表現、フツウ、しないだろ」と思う人も多いはず。でも、故人であるのは確かなことなのに、なぜそれが奇妙な表現に聞こえるのか。 自分が記事を書くときに「故」を使うのは、たとえば「故○○社長」などのように、亡くなっていることが一般の人にはあまり知られていない場合などだが、厳密に「故を使うのは、何年前以内に亡くなった人」とか、何か基準はあるのだろうか。各新聞社の広報担当に、それぞれ基準を聞いてみた。 まず朝日新聞の基準はこうだ。 「"故"という言葉は『用語の手引き』に入っていませんし、取り決めは特にありません。ただ、その人物のある/なしがわかりにくい場合に、記者などが個人の判断でつけています」 毎日新聞の場合は、基本的には「書き手による」というが、おおまかな基準はあるそうだ。 「ある程度有名な人で、かつ亡くなっていること
NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』の第37話(11月12日放送分)で、居酒屋「寝床」の店主・熊五郎(木村祐一)によって行われた「リサイタル」、観ましたか。 熊五郎が自分の歌を披露する「リサイタル」を企画したところ、常連客はみんなアレコレ理由をつけては欠席しようとする。 そこで、「わかった、よう〜わかった! 町のもんみな、俺のフォークを聴くのが嫌やと、こない言うとんのやな。あ〜情けない! この町にはフォークを理解する心を持った人間はおらんのかい!?」と怒った熊五郎は、すべてのメニューの値上げを発表(昼の定食がなんと2万8千円!)。仕方なしに集まった客の前で、妻への愛を捧げる歌を情感たっぷりに歌い上げ、客たちはみんな耳栓をしつつ、悶え苦しむ……という話だ。 これを観て&聞いて、どうしても思い出してしまうもの、ありませんか。 そう、そのまんま『ドラえもん』における最も危険きわまりないイベント、
[ロンドン 26日 ロイター] 高齢者は食べる量を減らすことで、記憶力を改善したりアルツハイマー病など認知症の予防や発病を遅らせたりできる可能性があるとの研究結果を、ドイツの研究チームが26日発表した。 ミュンスター大の神経学者、アグネス・フレール氏の研究チームでは、平均年齢60歳の男女50人を3つのグループに分けて実験。1つ目のグループは栄養士がついて摂取カロリーを約30%減らし、2つ目のグループは食事制限なし、3つ目のグループはオリーブ油や魚などに含まれる不飽和脂肪酸を含む食品の摂取を増やして比較した。 3つ目のグループでは特に記憶力改善が確認されなかったが、1つ目のグループでは、3カ月後に行った記憶力テストで10―20%の改善が見られた。現在、規模を拡大した実験を行っているという。
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