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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (312)

  • 大航海時代の船乗りを震え上がらせた壊血病

    壊血病にかかると、皮膚に潰瘍が発生し、歯茎は化膿し、古傷が開く。写真は、アフリカのジブチで病院に運ばれる壊血病患者。(PHOTOGRAPH BY AP) マゼランやクックといった航海者たちが世界の海を制した大航海時代。ヨーロッパに巨万の富と英知をもたらした一方で、多大な犠牲を強いられることにもなった。この時代、壊血病によって命を落とした船乗りの数は、米国の南北戦争で死んだ兵士の3倍以上に及んだという。(参考記事:「コロンブスの町、崩壊の原因は壊血病か」) 体と精神の両方をむしばむこの恐ろしい病は、新鮮な果物や野菜不足による恒常的なビタミンCの欠乏によって引き起こされることが今ではわかっている。しかしジョナサン・ラム氏は、最新の著書『Scurvy: The Disease of Discovery(壊血病:大航海の病)』の中で、数百年もの間、誰ひとりとして、病気の原因にたどり着くことができな

    大航海時代の船乗りを震え上がらせた壊血病
  • 解説:定説覆す2cmの巨大細菌を発見、とにかく異色

    巨大細菌チオマルガリータ・マグニフィカ(Thiomargarita magnifica)がカリブ海のマングローブ林に沈んだ葉の表面で増殖する様子のイラスト。(ILLUSTRATION BY NOÉMIE ERIN) 細菌と聞けば普通、顕微鏡でしか見えないほど小さな生物を思い浮かべるだろう。しかし、肉眼で容易に確認できるほど巨大な細菌が、カリブ海の小アンティル諸島にあるフランス領グアドループのマングローブ林で見つかった。この発見は6月23日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。 細菌の長さは最大2センチほどもあり、白い糸状で、汽水に沈んだ腐りかけの葉に付着していた。しかも、驚くべき特徴は大きさだけではない。既知のどの細菌よりも複雑な構造をもつうえ、他の大半の細菌とは違い、DNAを小さな袋に収納しているのだ。

    解説:定説覆す2cmの巨大細菌を発見、とにかく異色
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/06/28
    細菌の教科書は書き換えが必要だから、最近発行のものを使うこと、ってことか?
  • 脳に超音波ビーム、がんや認知症にも、薬を届ける新たな治療法

    集束超音波治療の開始前、血流にはマイクロバブルが注入される。低強度の集束超音波がマイクロバブルを振動させ、これによって血液脳関門が一時的に開かれて、腫瘍に薬を届けられるようになる。(PHOTOGRAPH BY KEVIN VAN PAASSEN, SUNNYBROOK HEALTH SCIENCES CENTRE) 2021年春のある日、カナダ、トロントにあるサニーブルック健康科学センターのMRI室に、陽気で快活な63歳の男性、マイケル・バトラーさんが運び込まれた。元営業職幹部でオートバイ乗りの彼は、点滴につながれ、病院のガウンに身を包んでいる。あごにはきれいに整えられた白いひげをはやしているが、頭髪は剃り上げられている。この髪形になったのは、3カ月前、プラムほどの大きさの脳腫瘍を切除する開頭手術を受けたときだった。 バトラーさんは、「集束超音波治療」という技術を用いて、脳に薬剤を投与する

    脳に超音波ビーム、がんや認知症にも、薬を届ける新たな治療法
  • 恐竜のゲップが地球を温暖化した?

    新たな餌場を求めて移動する竜脚類の群れ(想像図)。 Illustration from Mark Hallett Paleoart/Photo Researchers 恐竜の体内から発生するガスが、古代の地球の温暖化を進めていたかもしれないという研究が発表された。 ディプロドクスやアパトサウルスなど、竜脚類と呼ばれる1億5000万年前に生息していた巨大な草恐竜は、反芻(はんすう)を行っていた。つまり、消化のプロセスで大量のメタンガスを発生させていたということだ。メタンは二酸化炭素以上に熱を捉える温室効果が高い。 世界気象機関(WMO)によると、ウシ、ヤギ、ヒツジ、キリンなど反芻動物が年間に排出するメタンの量は、現在5000万~1億トンに達し、地球温暖化に影響を及ぼしているという。これは、年間に大気中に排出されるメタンの総量5億~6億トンの中でもかなりの部分を占める。総排出量の大半は人間の

    恐竜のゲップが地球を温暖化した?
  • 聖なる川を流れ下るプラスチック

    ヒマラヤ山脈西部の町デバプラヤグで、バギラティ川とアラクナンダ川が合流し、ガンジス川となる。この町の名前は、サンスクリット語で「聖なる合流点」という意味だ。ガンジス川から流出するプラスチックごみの量は、年間6200トンを超えると推定される。(PHOTOGRAPH BY SARA HYLTON) インドを流れる聖なる川、ガンジス。だがこの大河は海洋汚染の大きな源になっている。 過去10年間で、世界の人々は、プラスチックごみが私たちの海を汚し続けていると気づくようになった。 それ以来、拡大し続ける危機を解決しようと、数多くの創意工夫に富んだ取り組みが行われてきたが、あまり効果は出ていない。2040年には、海に流出するプラスチックの量は3倍近くに増え、年間2900万トンになると予測されている。それは平均すると、世界中の海岸線に、50キログラムのプラスチックごみが1メートルごとに打ち上げられる量に

    聖なる川を流れ下るプラスチック
  • 動物は鼻がつまったらどうするのか

    舌で鼻をほじるキリン。南アフリカで撮影(PHOTOGRAPH BY RICHARD DU TOIT, CORBIS) 「ゴリラの鼻の穴はなぜあんなに大きいのかって? 君は彼らの指の太さを見たことあるだろ?」 これは、米国ナショナルジオグラフィックのブラッド・スクライバー副リサーチディレクターが使ったジョークだ。そして、彼は続けた。「では、他の動物は鼻をかむのだろうか?」(参考記事:「動物たちはどうやってくしゃみをするのか」) 彼らにティッシュはないものの、ただくしゃみが出るのを待つのではなく、意図的に鼻づまりを解消する動物がいる。 かむ 「サルはいつでも鼻をかんでいますよ」――片方だけのこともあれば、両方同時にかむこともある――と、メールで述べたのは、米フロリダ州ジャクソンビル動植物園の哺乳類担当スーパーバイザー、トレイシー・フェン氏。 それだけでなく、ゴリラは指を使って味見をしている――

    動物は鼻がつまったらどうするのか
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/05/27
    "潮吹き"という文字を見て、まだお日様は高いのにエロいことを想像してもうた…
  • こんなにも激しかった、米国とソ連の宇宙開発競争

    冷戦時代、米国とソビエト連邦は強力なロケットの開発を始めた。これが後に、人間を宇宙に送るために使われ、さらに人類初となる月面着陸の成功へとつながった。(PHOTOGRAPH COURTESY NASA) 1961年4月12日、旧ソビエト連邦が人類史上初の有人宇宙飛行を成功させた。27歳の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンを乗せたボストーク1号は、打ち上げから89分後、地球の軌道周回に成功した。これは米国とソ連の宇宙開発競争における決定的な出来事となり、その8年後、今度は米国が人類を初めて月面に到達させることになる。しかし、有人宇宙飛行の物語はボストーク1号の成功によって始まったのではない。それよりも何年も前の、ソ連によるもう一つの成功によって、軌道は既に描かれていたのだ。 始まり 米国とソ連は、第二次世界大戦中こそ同盟国だったものの、戦争末期の1945年には、互いに対する疑念を深めつつあった。米

    こんなにも激しかった、米国とソ連の宇宙開発競争
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/04/22
    "無重力空間では鼻水が体外に排出されない"
  • ヘビやサソリによる毒死が激減、先端ゆくメキシコの抗毒研究

    メキシコ、オアハカ原産の毒サソリを手にのせる生物学者のシプリアノ・バルデラス・アルタミラノ氏。(PHOTOGRAPH BY MARA SANCHEZ RENERO) 世界保健機関(WHO)によると、毎年14万人近くが毒ヘビにかまれて命を落としており、その多くは抗毒血清があれば救うことができたという。2017年、WHOはヘビ咬傷を「顧みられない熱帯病」のリストに加えた。 そんななかメキシコは、ヘビ毒やサソリ毒による死者の数を激減させることに成功した。また同国は、これまでに十数種の抗毒血清を開発・改良し、ビオクロン研究所、ビルメックス、イノサン・バイオファーマの3社を通して世界各国に提供している。 メキシコはいかにして抗毒研究の先端におどり出ることができたのか。そこからは、生物毒による死者の多い途上国における悪循環を断ち切るヒントが見えてくる。

    ヘビやサソリによる毒死が激減、先端ゆくメキシコの抗毒研究
  • めまい、混乱、言葉が出ない…コロナは軽症でも認知力低下の恐れ

    提供された脳を保存するための準備をする技術者。臓器サンプルは、新型コロナウイルス感染症、神経変性疾患、老化等が脳に与える影響を研究するために不可欠だ。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI FOR NATIONAL GEOGRAPHIC) 3日半も熱とせきで寝込んだエレナ・カッツァップさんは、新型コロナウイルス感染症から回復したものだと思っていた。米ロサンゼルスに住む作家で教師の彼女は、2022年1月末に感染したが、幸いにも軽症で済んだ。呼吸困難の症状や入院の必要はなく、数日で回復した。 「『元気になって当によかった』と口にしたことを覚えています」とカッツァップさんは言う。「その翌日に突然、症状が出たのですが、始まりは吐き気や腹痛、奇妙な物忘れだったので、一体どういうことなのかわかりませんでした」 カッツァップさんはその日以来、集中力の欠如を伴う急性の記憶喪失を経験し

    めまい、混乱、言葉が出ない…コロナは軽症でも認知力低下の恐れ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/04/20
    "ワクチンは重症化を防ぐ効果が高いものの、後遺症は防げない"
  • 毎夜“ビール”を飲む酒好きの哺乳類

    2008年7月に発表された研究によると、マレーシアに生息するハネオツパイ(上記の写真)は発酵したヤシの“ビール”を常習的に飲み、それがヤシの受粉を助けているという。 ハネオツパイは原始の霊長類と近い関係にあるため、今回の発見から類推すると、人間のアルコール好きは、従来言われてきた約9000年前の醸造法の登場に始まったのではなく、もっと昔からのことなのかもしれない。 Photograph courtesy Annette Zitzmann 最新の研究によると、自然発酵されたヤシの“ビール”を好む常習的な酒飲みの小型哺乳類がマレーシアに生息しているという。 この哺乳類はハネオツパイという種で、人間以外に飲酒行動を確認された初めての哺乳類だ。そして、ネズミほどの大きさのハネオツパイは、ジャングルで休みなく開催される大宴会の間、けして酔っぱらうことがないという。 ハネオツパイは太古に誕生した哺乳類

    毎夜“ビール”を飲む酒好きの哺乳類
  • ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    “契約の箱”アークがもつスーパーパワー 「契約の箱」とも呼ばれるアーク(聖櫃:せいひつ)は、モーセが神から授かった十戒を刻んだ石板を納めた箱です。イスラエルの民をエジプトから救い出したモーセは、カナンの地に向かう途中、シナイ山で神から十戒を授かります。具体的には、次の10の掟(おきて)です。 一、 神の他に、なにものをも神としてはならない。 二、 偶像を作ってはならない。 三、 神の名をみだりに唱えてはならない。 四、 安息日を守ること。 五、 父母を敬うこと。 六、 殺してはならない。 七、 姦淫してはならない。 八、 盗んではならない。 九、 隣人について偽証してはならない。 一〇、隣人の家をむさぼってはならない。 神は十戒を2枚の石板に刻み、モーセに授けました。そして石板を納める箱を作るように指示しました。これがアークです。神の指示は具体的でした。アカシア材を使い、箱の内側も外側も純

  • キングコブラは実は4種だった、謎氷解、遺伝子から明らかに

    インドの多雨林で葉の影から顔を覗かせるキングコブラ。キングコブラの生息域がなぜアジアの広範囲に及ぶのか、科学者たちは長い間、頭を悩ませてきた。(PHOTOGRAPH BY GABBY SALAZAR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 爬虫両生類学者たちが長年の間、頭を悩ませてきた問題がある。それは、ヒマラヤ山脈のような、とうてい乗り越えられない障壁によって隔てられたアジアの広大な大地に生きるキングコブラ(Ophiophagus hannah)が、どうして単一種なのだろうかというものだ。加えて、体長が5.5メートルにもなるこの世界最長の毒ヘビが、なぜ生息する地域によって姿や行動が異なるのかも不可解だった。 これらの疑問が、ついに解明されるときがきた。新たな研究によると、キングコブラは4つの種に分けられるという。 2021年8月、インドの非営利団体カリンガ財団の生物学者で、

    キングコブラは実は4種だった、謎氷解、遺伝子から明らかに
  • 「世界の奇書」の謎と秘密

    屈指の暗号とされる「ボイニッチ手稿」からニュートンが自ら書き写した錬金術の「レシピ」、ネコの足跡がついて話題になった中世のまで、古今東西の「奇書」を集めてみた。

    「世界の奇書」の謎と秘密
  • シンクロダンスで獲物を狩るクモ、同期して動く理由を解明

    この小さな南米のクモたち(ブラジルで撮影)は、最長10メートル近いクモの巣を作ることができる。(PHOTOGRAPH BY CLAUS MEYER, MINDEN PICTURES) 南米、フランス領ギアナの熱帯雨林に、何メートルにもわたって広がる巨大なクモの巣がある。巣の中では、体長が1センチにも満たない小さなクモたちが何千匹も集まって、獲物を待ち受けている。(参考記事:「800メートルの巨大クモの巣見つかる、米国」) クモが集団生活を送ること自体が非常に珍しいが、このクモはさらに珍しい行動を取る。獲物が巣にかかると、まるで「だるまさんがころんだ」をしている時のように、いっせいに動く、止まるを繰り返しながら獲物に近づいていくのだ。 3月7日付けの学術誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、このクモは自分たちの動きを同期させた場合に、最も効率的に獲物を捕らえられると

    シンクロダンスで獲物を狩るクモ、同期して動く理由を解明
  • 地下墓地、エジプトのイヌのミイラ

    エジプトにある古代のイヌの地下墓地が初めて全面的に発掘されている。プロジェクトの一端として2500年前の動物の死骸が調査されているが、これは地下トンネルを満たすおよそ800万体の動物のミイラのほんの一部にすぎない。新たに発表された2010年の発掘に基づく研究によれば、動物は古代の「子イヌ工場」で生まれたものらしく、大半のミイラはイヌで、生後わずか数時間でミイラにされたものが多いという。 Photograph courtesy P.T. Nicholson エジプトにある古代のイヌの地下墓地が初めて全面的に発掘されている。プロジェクトの一端として2500年前の動物の死骸が調査されているが、これは地下トンネルを満たすおよそ800万体の動物のミイラのほんの一部にすぎない。新たに発表された2010年の発掘に基づく研究によれば、動物は古代の「子イヌ工場」で生まれたものらしく、大半のミイラはイヌで、生

    地下墓地、エジプトのイヌのミイラ
  • 世界最古のミイラの地が世界遺産に、保存に光明、チンチョーロ

    20世紀初頭にチリのアタカマ砂漠で発見されたチンチョーロのミイラとその関連遺跡が今年、ユネスコの世界遺産に登録された。ミイラとそのほかの考古学的発見を保存するため、新しい博物館の建設が進められている。(PHOTOGRAPH BY MARTHA SAXTON, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) ドイツの考古学者マックス・ウーレは1917年、世界で最も乾燥した砂漠であるアタカマ砂漠で、太陽が照り付ける海岸を調査中に奇妙な遺体を大量に発見した。カーキ色の土を掘り進めると、木の枝やアシを使って形を変えられた遺体が出てきた。頭部は精巧なかつらと、何かを語りかけてくるような赤や黒の粘土の仮面で装飾されていた。 「多くの遺体に死後損傷が見られる。頭部が偽物に取り替えられていたり、砕けた頭部が修復されていたり、わらの腕や脚が物の代わりに付いていたりする」とウーレ

    世界最古のミイラの地が世界遺産に、保存に光明、チンチョーロ
  • 特集:古代エジプトの聖地 アビドス 2005年4月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

  • 雪男イエティの正体はクマ、進化史まで解明

    チベットの洞窟で発見された、イエティのものとされる大腿骨。(PHOTOGRAPH BY ICON FILMS LTD) ヒマラヤとチベットの高山地帯には、イエティと呼ばれる大きな雪男の伝説がある。イエティの存在を信じる人々は、毛足の長い毛皮をまとった人間に似た伝説の生き物が実在する確かな証拠を待ち望んでいる。 このほど、イエティの毛、歯、毛皮、排泄物などとされている「証拠」のDNA分析により、イエティ伝説の謎が解き明かされた。11月29日付けの「英国王立協会紀要B(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された分析結果は、イエティの正体がこの地域に生息するヒグマとクロクマ(ツキノワグマ)であることを強く示唆している。 研究チームを率いた米ニューヨーク州立大学バッファロー校のシャーロット・リンドクビスト氏らは、博物館や個人のコレクターが所有するイエティの

    雪男イエティの正体はクマ、進化史まで解明
  • 宝石をカガクする! 特別展「宝石」 監修者が見どころを解説

    2月19日(土)~6月19日(日)まで、東京上野の国立科学博物館で特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」が開催されます。古くから人類を魅了し続けてきたさまざまな宝石とジュエリーを一堂に集めた展覧会。宝石の誕生や美しさの科学とあわせて、主な見どころを監修者に語っていただきます(編集部)。 宝石は、地球という大きな星の小さな「かけら」から見いだされます。46億年にわたる地球の生い立ちでは、悠久の自然の創作が繰り返されています。その自然造形物に秘められた、彩り、輝き、煌めきが、古より人々の英知により磨き出され、今日まで伝承されています。宝石は、美しさの「理由(わけ)」を光にこめて語っています。その「理由」を、地学、化学、物理、産業技術などの科学の観点からひもとき、世界的な宝飾芸術コレクションを通じて文化の観点から鑑賞していただく展示構成となっています。 展では、ダイヤモンドやルビー、サファイア

    宝石をカガクする! 特別展「宝石」 監修者が見どころを解説
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/02/18
    行ってみたいが、コロナが怖い…
  • 新型コロナの臓器損傷、世界最高輝度のX線が明らかに

    欧州シンクロトロン放射光研究所(ESRF)の科学者ポール・タフォロー氏が参加する国際プロジェクト「ヒト臓器アトラス」は、階層的位相コントラスト断層撮影法(HiP-CT)を使って新型コロナウイルスによる死者の脳などの臓器をスキャンした。HiP-CTスキャンは、臓器の全体像からズームインして、関心のある領域の細胞まで見せてくれる。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI) 階層的位相コントラスト断層撮影法(HiP-CT)という強力なX線スキャン技術によって、人体の最も微細な毛細血管や、個別の細胞のレベルまで拡大した画像が撮影できるようになった。この新技術は、30人以上の科学者による国際チームが生み出した。 HiP-CTはすでに、新型コロナウイルスが血管や肺にどのような損傷を与えるかについて、新たな見方を提供している。研究者たちは、この撮影法に大きな可能性を見出しており、病気や

    新型コロナの臓器損傷、世界最高輝度のX線が明らかに
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/02/07
    最高輝度って、SPring8のよりも明るいの?