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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (6)

  • マンガモデル論のレジュメ

    12月13日に大東文化大学で報告したレジュメをいまワードで修正してて図表も汚いけど(笑)つけたものを以下にコピペ。ただし下付き英数字なんかはワード文書ではちゃんと表記したりしてるけど以下では面倒なので修正してないかも。一応、未完成なので引用とかする際には僕の了解を得ること。研究目的でワード版を研究者個人で請求された場合は対応します。僕と面識ない方は名、住所、勤め先(学校)、電話番号を必ずメールで教えてください。いずれが欠けてもお送りしません。面倒にならないかぎり(例:請求者多数とか神経質な対応とかストーカーとかいろいろ)送ります。レジュメなのでグルンステンのを読んでて、なおかつ口頭の注記を聞いて完全レジュメと思ってください。ほぼ当たり前のことなんだけどたぶんマンガ研究の世界ではここらへんの常識が通用しない可能性があるのでわざわざ注記。 (付記)id:ITOKさんに図表を一部作成していた

    マンガモデル論のレジュメ
  • ファラッド・コスロカヴァール『世界はなぜ過激化(ラディカリザシオン)するのか?』

    経済問題を最小の時間で、でも基礎学力をつけながら学んでいくにはどうしたらいいのか? 1)いいテキスト 2)いい教師(授業、講演などでの出会い)、3)適切な時間配分 4)無理しない これらのバランスが必要でしょう。ここでは主に1)の「いいテキスト」を紹介していきます。上から下にいくほどレベルアップ。 なんといっても小学生でも読める(でも大人が読んでも面白い)以下の二冊がやはり最も簡単な経済書の地位をいまだにキープしているでしょう。『レモン』の方は経済学の要の市場(しじょう、マーケット)のメカニズムを、『続レモン』は若干レベルアップしててインフレのメカニズムの解説になっています。 新装版 レモンをお金にかえる法 作者: ルイズ・アームストロング,ビル・バッソ,佐和隆光出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/05/21メディア: 単行購入: 3人 クリック: 83回この商品を含むブ

    ファラッド・コスロカヴァール『世界はなぜ過激化(ラディカリザシオン)するのか?』
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2017/10/22
    “善と悪の経済学”
  • ダグラス・ケンリック『野蛮な進化心理学』(山形浩生&森本正史訳)

    進化心理学の最新の業績がコンパクトに整理されていて面白い。進化心理学は、超簡単にいえば、人間はたったひとつの心の産物ではなく、いくつかの心が集まった存在。これを著者は「下位自我」という。そしてこの「下位自我」は進化の過程で適応した成果でもある。 例えば、「殺人妄想」。かなり高い確率で、あなたは「誰か」の殺人を心の中で思い描いたことはないだろうか? もちろん殺人妄想が実際の犯罪に結びつくことは必然的でもないし、殺人妄想が多い人が潜在的な実行犯だとも言いたいのではない。殺人妄想はわりと人類に一般的に観察できる。 そして進化心理学の見地からみると実に興味深い「下位自我」のかかわる領域だ。例えば、殺人妄想の対象、つまり殺したい相手の大半は男女ともの男性だそうだ。男性の実に85パーセント、女性でも65パーセントが男を殺したいと日々妄想しているという。しかし重要な性差もある。ひとつには、男性の方は見知

    ダグラス・ケンリック『野蛮な進化心理学』(山形浩生&森本正史訳)
  • 平野啓一郎『私とは何か』

    何気なく手にとったが、ここ数年ずっと考えているテーマ(アイデンティティの複数性と社会的な政策との関係)に近似したものが読めて、とても参考になった。 個人から分人へ という著者のテーマは、僕流に解釈すると、アイデンティティの単数性からアイデンティティの複数性へ、ということだと思う。 著者の面白い点は、この分人主義をさまざまな側面から、平易で明瞭な事例を重ねて記述していることだ。あっというまに読めるが、それでもその深度は測りがたいものもある。例えば、さらっと分人主義が、サンデル的な共同体主義への批判の基礎になるとも示唆していたり(これはアイデンティティの複数性を唱えたアマルティア・センと同じ)、または社交の在り方によって人の個性が決まると述べる箇所などは刺激的だ。 「誰とどうつきあっているかで、あなたの中の分人の構成比率は変化する。その総体が、あなたの個性となる。10年前のあなたと、今のあなた

  • 山本幸三衆議院議員の提言―復興増税がなぜ駄目なのか!―

    幸三さんから野田政権の増税路線反対の提言を頂戴した。私は郵送でいただいたのだが、知人がメール形式をいただいたのでそれをそのまま以下に流用する。 復興増税がなぜ駄目なのか! (アピールNo7)                         2011.9.15 衆議院議員  山幸三 1 東日大震災からすでに半年が経過したが、事態は一向に改善していない。この半年の間に、私が提唱した「20兆円規模の日銀国債引き受けで復旧・復興を」図っていれば、今頃はどの被災地も未来に希望を見出して前向きに歩み出していただろうが、現民主党政権はそのチャンスをみすみす見逃してしまった。被災地の復興にとっては、致命的な遅れにつながった可能性が強く、誠に残念なことである。 さて、9月2日に発足した野田新内閣の布陣を見ると、完全な増税シフトを敷いたようにみえる。経済政策については素人ばかりで、何を言うにも財務省が

    山本幸三衆議院議員の提言―復興増税がなぜ駄目なのか!―
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/09/16
    でも、破綻寸前なのにこれ以上借金したい、って言って、貸してくれる人いるの?中国に買われて、あとで泣きを見ても知らないよ。
  • 原田泰の経済学

    これは石橋湛山賞を記念して某誌に寄稿予定の草稿のさらにプロトタイプ。掲載誌がでたらいったん削除予定(後にまた復活予定)。 原田泰の経済学(以下は草稿なので無断引用・転載厳禁) 1 高貴の道徳を求めて 「都会の生活は非人情であり、そしてそれ故に、遥かに奥床しい高貴の道徳に適つてゐる」−−これは詩人萩原朔太郎の言葉である。非人情ゆえの高貴の道徳、それはなんと魅力に溢れた修辞だろうか。そして私が原田泰さんのお仕事の魅力を一言で表現するならばこの言葉を置いてほかにはない。実は萩原朔太郎の文章を知ったのは、原田さんの著作『都市の魅力学』(文藝春秋社、2001年)を読んでのことである。 原田さんがいままで取り組んできた膨大な著作群をとりあえず分類すると、(1)歴史分析、(2)俗説・通説批判、(3)都市論、(4)人口論、(5)アジア経済論、(6)金融政策を中心とするマクロ経済論争 などに分かれていると思

    原田泰の経済学
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2009/01/16
    とりあえず、図書館にはあるらしいんだけど、読む価値あるかな?
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