子供をひいた警官、抗議した父親を公務執行妨害で連行 (朝鮮日報 2007/06/25) 警察官が4歳の女児をパトカーでひいたにもかかわらず、適切な措置を取らず、抗議した父親を公務執行妨害で逮捕していたことが分かり、問題となっている。 今月11日午後11時半ごろ、ソウル市江西区禾谷2洞の路地で近くに住む4歳の女児が江西署所属のパトカーにひかれた。事故後、パトカーに乗っていた警査(巡査部長)がすぐに車を降りなかったため、怒った女児の父親(40)ら住民20人余りがパトカーを取り囲んで抗議した。父親は車を降りた警査の腕をつかみ、それを振り払おうとした警査との間で小競り合いとなり、双方が軽傷を負った。 住民の証言によると、警査は当時、「(父親らが)こんなふうな態度を取るなら皆連行する」などと発言したほか、倒れている女児を無視したまま、「保険で処理すればいいじゃないか」などと高圧的に話していたと