エッジ端末に適したディープラーニング技術を得意とする2012年創業のLeapMind(リープマインド)。高い推論精度と応答性を維持しながら、コンパクトかつローパワーなハードウエア実装を実現する、独自の「極小量子化」技術が特長だ。この技術を産業分野などに幅広く応用していくため、同社は沖電気工業(以下、OKI)とAIエッジパートナーを結び、エッジ用ハードウエアの一つとして、OKIのAIエッジコンピューター「AE2100」を採用した。 センサーを使って装置や環境からデータを集め、それらのデータを分析し、価値を創出するIoT(Internet of Things)が、実際の応用フェーズへと移ってきた。その過程で明らかになってきたのがエッジ処理の重要性だ。装置やセンサーに近いところ(エッジ側)で分析処理を行うことで、サーバーやクラウドへのデータ・トラフィックを削減しながら遅延のないフィードバックを実
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