門前払いされながら韓国で取材を続け、ついに「高麗版大般若経」を盗んだ人物にたどり着いたという菅野朋子氏 日本の寺院から盗まれた文化財が、韓国の骨董業界で普通に流通していて、そのなかには韓国で国宝になったものすらある……。 『韓国窃盗ビジネスを追え 狙われる日本の「国宝」』は韓国在住のジャーナリスト・菅野朋子氏がこの韓国古美術界の闇に迫ったノンフィクションだ。 ―長崎県の安国寺(あんこくじ)にあった「高麗版大般若経(こうらいばんだいはんにゃきょう」(重要文化財)が盗み出されたのが1994年で、その翌年、これに酷似した経典3巻が韓国政府から国宝指定されている。日本は調査を要請したけれど、韓国は協力しない。こんな異常なことが起きているんですね。 「盗み出されたお経のネガが文化庁にあるので、それと照合したら同一のものかわかるのですが、韓国政府は応じないですね。古美術業界の人の間では、あれは日本から
![日本から盗まれた文化財が、韓国の古美術業界で流通している - "本"人襲撃 - 連載コラム|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9ee37505a35f7216c05064c208c24b4e2b13c476/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn.wpb.shueisha.co.jp%2Fimg%2F2012%2F12%2Fd4a2d6f6731a9721e4bf8f01b0200edb_73228d56389d95a1de58361197c77a2c.jpg)