糖尿病は手術や薬で簡単に治せる病でなく、適切な治療を受けつつ気長に生活を見直さなければならない。治療で重要なのは血糖コントロールだが、血糖値の変化は人によって大きく異なる。 そこで、患者自ら測定キットで血糖値を測り、食事や運動などの生活パターンをチェックする血糖自己測定(SMBG)が治療過程で採用されることもある。SMBG自体は簡単だが、専用の採血用の針や測定器などが必要で、外出や旅行の際は面倒だ。 そんな悩みを解消するSMBGキット「GluCase」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。 GluCaseは、採血から血糖値の計測、記録、生活メモの書き込み、管理までをオールインワンで済ませられるスマートフォン用ケース。測定キットや記録用メモなどが不要で、常に持ち歩くスマートフォンと一体化しているため、SMBGキットを忘れて測れないという問題を回避できる。 穿刺針
![血糖値が測れるスマホ用ケース「GluCase」--糖尿病患者のSMBGに](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b3366838c4b22cf3ca9aa40ea54c35acd78ae8a8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2015%2F11%2F30%2Fd17b707a466932a2c14804f3db992f10%2F2015_11_30_sato_nobuhiko_053_image_00.jpg)