アフガニスタン・ロガール(Logar)州で任務に当たる米陸軍第173空挺旅団の兵士(2012年10月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Munir uz ZAMAN 【4月23日 AFP】米国防総省は22日、ウクライナ危機をめぐりロシアとの緊張が高まっていることを受け、北大西洋条約機構(NATO)加盟諸国への軍事支援を強化するため、東欧のポーランドとバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)に合計で約600人の兵士を派遣すると発表した。 派遣は少なくとも今年末まで続けられる一連の軍事演習の一環で、イタリアに駐留する米陸軍第173空挺旅団の150人が23日にポーランドに到着し、さらに約450人の兵士が近日中にバルト3国に展開する予定だという。 記者会見した米国防総省のジョン・カービー(John Kirby)報道官は「ウクライナにロシアが侵攻して以降、われわれは同盟国や友好国を安心させる