ファッションについて語る小池百合子知事(2016年11月30日撮影)。(c)MODE PRESS/Yoko Akiyoshi 〔AFPBB News〕 「今度の選挙は政権選択選挙」と自ら宣言し、日本初の女性首相誕生かと内外で期待されながら、あの「排除発言」で大失速。 政治家として、自身の東京の地盤も失うという大敗を喫し、怒り狂った都民によるリコール騒ぎも起こっている希望の党代表、東京都知事の小池百合子。 選挙後、「党を立ち上げた責任がある」と、代表続投を明言したものの、党内には小池への不満がくすぶっており、前途多難な船出となった。 「排除します」の大失言 選挙敗退の最大の原因は、記者の質問(排除しますか?)にオウム返しし、「排除します」と言ってしまった失言だったと世間では言われているが、果たしてそうだろうか。 最大の原因は、首相の安倍晋三を「権力の枢軸」と批判しておきながら、女性という弱者