安倍首相「雇用・所得は増加」=実質賃金批判に反論-参院代表質問 2019年02月01日18時23分 参院本会議で答弁する安倍晋三首相(手前)。右奥は根本匠厚生労働相=1日午後、国会内 安倍晋三首相は1日の参院本会議で、毎月勤労統計の不正調査に絡み、2018年実質賃金の伸び率がマイナスだった可能性が出ていることに関し「総雇用者所得は雇用が大幅に増加する中で、名目でも実質でも増加が続いている」と述べ、雇用所得環境は改善しているとの認識を強調した。 共産党の小池晃書記局長への答弁。首相は、野党が実質賃金を問題視していることについて「春闘の場でも物価上昇を差し引いた数字(実質賃金)で交渉が行われているとは承知していない」と述べた。