大型肉食恐竜ティラノサウルス・レックスの骨格標本。独ベルリン自然史博物館(2015年12月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/John MACDOUGALL 【7月6日 AFP】恐竜が地球を支配していた長い時代が終わったのは、ラッキーパンチ一発でノックアウトされたからではなく、その原因と目されることの多い隕石(いんせき)の地球への衝突が発生した前後に、拷問のような気候変動が長期間続いたからだとする研究結果が5日、発表された。 現在のメキシコのチクシュルーブ(Chicxulub)に衝突した隕石が、恐竜やその他の生物の絶滅の一因となったのは確かだが、決して唯一の原因ではないと、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文は結論付けている。 論文によると、大西洋(Atlantic Ocean)のある島にいた軟体動物24種のうち10種
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