トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事 【国際】 北朝鮮で2万人餓死か 総書記死去後 2012年4月21日 09時05分 北朝鮮南西部・黄海南道(ファンヘナムド)で、金正日(キムジョンイル)総書記が死去した昨年12月から4月まで、大勢の餓死者が出ていたことが分かった。総書記死去にともなう100日間の哀悼期間中、経済活動が中断したことなどが大きな原因とされる。死者数は2万人に上るとの情報があり、新指導者の金正恩(キムジョンウン)第1書記は報告を受け、軍用備蓄米の配布を指示したという。北朝鮮関係者が明らかにした。(外報部・城内康伸) 北朝鮮は故金日成(キムイルソン)主席生誕100年を迎えた15日、過去最大規模の軍事パレードや花火大会を開催。その華やかな祝賀行事の裏で、大勢の地方住民が死に直面し、飢えに苦しんでいたことになる。 関係者によると、特に深刻な地域は朝鮮半島西側の黄海に面した