安倍晋三元首相の暗殺事件が発生し、日本中に衝撃が走る中、7月10日に参議院選挙の投開票が行われた。今回の選挙では政権与党(自民党・公明党)や憲法改正に意欲的な政党(日本維新の会・国民民主党)の獲得議席数に注目が集まった一方で、主要政党以外の候補者の動向にも注目が集まった。その筆頭格が、NHK党(N党)から比例で出馬した、“暴露系ユーチューバー”「ガーシー」こと東谷義和さんの当選だ。 中東ドバイに在住しながら、オンラインでの活動のみで当選した東谷さんの事例は、今後の選挙スタイルを大きく変える可能性がある。N党の立花孝志党首に話を聞くと、選挙を「ビジネス」と捉え、緻密に構築された戦略が見えてきた。 1人当選に「5000万円~1億円」必要? 「選挙=お金がかかるというのは間違い。かからないばかりか、むしろ儲かるビジネスということを証明したかった」。立花党首は取材での第一声でこう語った。従来の選挙
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