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電池に関するtimetrainのブックマーク (107)

  • 「電車」を電池で走らせる、架線があるのになぜ?

    九州旅客鉄道(JR九州)は、2012年3月21日、大容量高電圧のリチウムイオン二次電池を搭載した「蓄電池電車」を試作すると発表した。1充電当たり約30km走行できるという。交流電化方式の蓄電池電車として、国内初の試みだという*1)。 *1) 直流電化方式で蓄電池を採用した事例は、AB10形蓄電池電気機関車(1927年製造)など、複数ある。 電車は架線からパンタグラフで電力を得て走るのが通常の姿だ。なぜわざわざ電池を搭載して走るのだろうか。非電化区間のディーゼルカーと入れ替えて使うためだ。交流電化区間では図1のように走行する。パンタグラフから電力を得、停車中に電池に充電する。

  • JR九州、817系改造の蓄電池電車で走行試験実施へ - 交流では国内初の試み

    JR九州は21日、ディーゼルカーに替わる次世代の車両として、大容量高電圧の蓄電池を搭載した電車を試作すると発表した。交流電化方式の蓄電池電車は国内初の試みとなる。 同社は蓄電池電車の試作について、エネルギー源を軽油から電気に替え、エネルギー消費効率の向上と環境負荷の低減を図ること、既存の交流電化方式の設備や電車の電気機器を活用し、運行にかかるコストを削減することなどをねらいとしている。今年4月より設計を開始し、蓄電池や電気機器を製作するほか、817系2両編成を改造。電車の床下に大容量高電圧の蓄電池を搭載する。 走行試験は2013年から。電化区間から非電化区間への直通運転も行う予定で、電化区間の駅で架線の交流電力を変換して蓄電池に充電し、その電力で非電化区間を走行する。1回の充電での航続距離は約30kmで、電化区間の最高速度は時速120km、非電化区間は時速80km程度になるという。この試験

    JR九州、817系改造の蓄電池電車で走行試験実施へ - 交流では国内初の試み
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    timetrain 2012/03/22
    ディーゼル車の置き換え。電化区間で充電して非電化区間は電池で80km/h程度。これは期待大。
  • ガラスと樹脂で作った電池、リチウムを超えるのか

    イーメックスは2012年2月、リチウムイオン二次電池を上回る長寿命で低コストな新型電池「高分子・ガラス電池」を開発した(図1)。 従来のリチウムイオン二次電池の性能は頭打ちになっているが、正極と負極に新材料を用いることで性能向上を果たしたという。「現在、性能評価を終えて、小型の連続製造装置が完成したところだ」(イーメックスの代表取締役である瀬和信吾氏)。 同電池の特長を一言でいうなら、エネルギー密度に優れる二次電池と、パワー密度に優れるキャパシタの良いところ取りをした電池である。小型の電気自動車(EV)や太陽光発電システムとの併用などに向くとした。キャパシタに向く用途、すなわちEVのエネルギー回生や建機などにも役立つという。 図1 イーメックスの高分子・ガラス電池 高分子・ガラス電池の試作品(図左の白い板)と正極(図中央)、負極(図右)。正極は連続生産するために帯状になっている。負極は金属

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    timetrain 2012/03/02
    結構期待していいのかな?Liイオンの受け渡し部分がいまいち理解できない。
  • ニュース:トリオキソトリアンギュレン(TOT)の構造式 | 記:SHOW ME THE MONEY

    レアメタル使わない電池開発 10月17日 5時48分 パソコンや携帯電話などに使われるリチウムイオン電池を、価格の変動が大きいレアメタルの一種、コバルトを使わず作り出すことに、大阪大学などの研究グループが成功しました。価格も安く、より軽いリチウムイオン電池作りにつながると期待されています。 新たなリチウムイオン電池の開発に成功したのは、大阪大学の森田靖准教授と大阪市立大学の工位武治特任教授らの研究グループです。パソコンや携帯電話などに使われるリチウムイオン電池を作るには、レアメタルの一種、コバルトが欠かせませんが、コバルトは生産が特定の国に限られ、国際的な価格の変動が大きいことが問題となっています。そこで研究グループでは、石油から作り出した「臭化トリオキソトリアンギュレン」という有機物質に着目し、コバルトの代わりに使ったところ、従来の2倍近い電気を蓄えられるリチウムイオン電池ができたという

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    timetrain 2011/10/17
    有機系電極材料。なんだけど顔文字w
  • レアメタル使わず大容量電池=資源コスト抑え実用化へ―大阪大など (時事通信) - Yahoo!ニュース

    リチウムイオン電池の原料に不可欠なレアメタル(希少金属)を使わず、大容量バッテリーを開発することに、大阪大の森田靖准教授と大阪市立大の工位武治特任教授の研究グループが成功した。英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に17日、発表した。 携帯電話やノートパソコンに搭載されるリチウムイオン電池は、プラス極内にレアメタルを含む無機性のコバルト酸リチウムを使用するため、レアメタルの高騰に伴いコスト面が問題化している。有機物を代用した例もあるが、電気容量や充電回数の寿命で劣っていた。 研究グループは、プラス極にレアメタルを含まない有機分子「トリオキソトリアンギュレン(TOT)」を使用。有機分子は結合が不安定とされるが、独自の技術でTOTを制御してバッテリーを設計したところ、リチウムイオン電池の1.3〜2倍の容量が得られた。  【関連記事】 〔写真特集〕トヨタのEV試作車 肝臓・肺疾患の遺伝

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    timetrain 2011/10/17
    「研究グループは、プラス極にレアメタルを含まない有機分子「トリオキソトリアンギュレン(TOT)」を使用。」確かに顔文字に見える。
  • 「充電長持ち」から始まった三洋の電池戦略

    三洋電機の電池戦略を通じて、電気自動車や社会インフラ向けの電池が今後どのように変わっていくのか、小寺信良氏が解説する。 筆者が初めて充電池なるものの存在を知ったのは、三洋電機「カドニカ」のコマーシャルであった。「充~電~長持ち充電長持ち "コテッ" カドニカ!」というフレーズは今でも耳に残っている。内容と言えば、カドニカと普通の充電池の着ぐるみを着た人間が縄跳びをして、"コテッ"のところで普通の充電池のほうが倒れる、というシーンが何回も繰り返されるという、実に他愛のないものだった。だが、1回の充電容量が多いこと、300回再充電可能(当時)というスペックをうまく体現した、よいコマーシャルであった。 三洋電機がこのカドニカで充電可能なニッケルカドミウム電池に参入したのが1963年のことで、間もなく50年になる。ニッカド充電池は米国では1960年に商品化されているが、国内生産は三洋電機が最初であ

    「充電長持ち」から始まった三洋の電池戦略
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    timetrain 2011/09/16
    「独占禁止法に触れるため、三洋電機の家庭用ニッケル水素電池の開発・製造部門は2010年に富士通傘下のFDKへ譲渡され、FDKはFDKトワイセルとなった。」え?マジ?今度気をつけて見てみよう。
  • ソニー、2.2Ahから3.5Ahへ容量を増やしたノートPC向け2次電池を開発

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    timetrain 2011/07/13
    スズ系アモルファスを負極材料に。5割強アップってすごいが、電圧幅は2.3Vか……制御が上手いんだな。
  • ナカバヤシ、水を入れると動作する単3電池

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    timetrain 2011/06/24
    水をいれるまで反応しない電池。というよりも水を導入して保持する仕組みが気になる。
  • その場で振れば、すぐ発電できる!画期的な小型初電池、ブラザー工業の「振動発電池」とは?

    その場で振れば、すぐ発電できる!画期的な小型初電池、ブラザー工業の「振動発電池」とは? 2011.05.16 松岡 由希子 リモコン、時計、携帯音楽プレイヤーなど…。私たちの身の回りは、乾電池を使用する製品であふれています。現在は、使い捨て型の乾電池がまだ主流で、電池交換のたびに廃棄される使用済乾電池も、課題のひとつ。そこで、その場で振るだけで発電できる、画期的な小型発電池が開発されたそうです。 ブラザー工業株式会社が開発した「振動発電池」は、上下左右に振ると、振動で発電する仕組み。このエネルギーは電子機器でそのまま利用できます。電力がなくなれば、また振って発電するというように、繰り返し何度でも使えるのが、大きなメリット。電池交換の必要がないので、廃棄物の削減にもつながります。 また、乾電池の代替品として幅広く利用できるよう、形状には、規格乾電池を採用。単三と単四が試作されています。ちなみ

    その場で振れば、すぐ発電できる!画期的な小型初電池、ブラザー工業の「振動発電池」とは?
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    timetrain 2011/05/16
    「この「振動発電池」のパワーは10~180mWなので、テレビのリモコンなど、消費電力の低い機器に向いているとか。懐中電灯など、災害時での活用も期待」リモコンはこれで十分という気がする。すごい。
  • 無接点充電器「Charge Pad」と対応電池、パナソニックが発売

    パナソニックは、板状のパッドの上に置くだけで充電できる無接点充電器と対応電池「Charge Pad」シリーズを6月24日に発売する。ワイヤレス給電規格「Qi」(チー)に対応する。オープン価格で、充電器の実売予想価格は5000円前後。 QiはWireless Power Consortium(WPC)が策定し、同規格に対応した製品ならメーカーを問わずにワイヤレス給電が可能になる。同社はWPC創設の段階からレギュラーメンバーとして、企画策定に参加してきた。 充電器は146(縦)×170(横)×20(高さ)ミリの板状のパッドで、上面の充電エリア内であればどこに充電池や機器を置いても充電できるようになっている。同社グループが開発した「ムービングコイル」方式により、機器が置かれた場所を自動的に検出し、体内部の充電用コイルが機器の場所まで自動的に移動し、機器に送電する仕組みだ。 同時発売するのは、U

    無接点充電器「Charge Pad」と対応電池、パナソニックが発売
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    timetrain 2011/04/22
    未来の予感。
  • リチウムを超えるナトリウム2次電池、住友電工が開発 | EE Times Japan

    図1 ナトリウム化合物を使った2次電池 小型の単セルを組み合わせた容量9kWhの2次電池モジュールの外観。電池セルを密着させて動作させた大阪製作所所内の構内試験の様子。一戸建てに必要な電池容量を実現できるという。出典:住友電気工業 住友電気工業は2011年3月4日、Na(ナトリウム)化合物を用いた2次電池を開発したと発表した(図1)。資源が豊富なNaを利用しているため、材料コストの低減に向く。 太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー源と接続して中規模電力網内で電力を蓄える用途や、家庭での定置用途、電池を加熱するスケジュールが立てやすいバスやタクシーなどの車載用途を想定している。 2015年の製品化を予定しており、電池のコストとして、2万円/kWhが視野に入りつつあるという。なお、電気自動車用のリチウムイオン2次電池のコストは10万円/kWh*1である。 開発した2次電池の体積エネル

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    timetrain 2011/03/31
    材料費の圧倒的安さだけかと思ったらそれだけでもないのか。
  • パナソニック、電池事業を中国企業に5億円で売却 : SIerブログ

    1 :アヒ(岐阜県): 2011/02/01(火) 23:15:23.53 ID:UjVgYyLQ0 大手電機メーカーのパナソニックは、 神奈川県茅ケ崎市に工場がある自動車用の電池事業を中国の電池メーカーに売却することになりました。 発表によりますと、パナソニックが売却するのはハイブリッド車に使うニッケル水素電池の事業で、 神奈川県茅ヶ崎市にある湘南工場で生産し、国内の自動車メーカー向けに主に供給しています。 この電池の市場では、パナソニックと、パナソニックが完全子会社化する三洋電機が、高いシェアを持っています。 このため、完全子会社化が実現すると市場の独占につながるおそれがあるとして、 中国政府がパナソニックに対し、事業の売却を求めていました。 その結果、パナソニック中国・湖南省にある大手電池メーカーに売却することにしたもので、売却額はおよそ5億円だということです。 工場の従業員は中国

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    timetrain 2011/02/02
    型落ちだからオッケーだと言って売った新幹線の二の舞にならなければいいが……。中国市場における独禁法対策だろうけど、中華帝国の要求がこれで終わるわけもなく。
  • サンコー、置くだけで充電可能なXperia用クレードル「CRADLE FOR XPERIA」(電池パック付)を発売

    サンコー、置くだけで充電可能なXperia用クレードル「CRADLE FOR XPERIA」(電池パック付)を発売 レアモノショップを運営するサンコーは21日からXperia用のクレードル「CRADLE FOR XPERIA」の販売を開始した。価格は3,980円。通販サイトAmazonでの発売日は8月5日の予定。 「CRADLE FOR XPERIA」は、専用の電池パックが用意されている製品。これを使うことで、置くだけで充電ができるようだ。専用電池パックはカバーとの一体品になっており、カバー外側には充電用の接点が用意される。この接点がクレードル側の端子と接触することで通電する仕組みになっているようだ。充電のためにUSB端子を使う必要もない。一般の携帯電話端末のクレードルでの充電とほぼ同じ使い方ができる、と考えていいのだろう。また、専用電池パック単体での充電もできるという。専用電池パックの容

    サンコー、置くだけで充電可能なXperia用クレードル「CRADLE FOR XPERIA」(電池パック付)を発売
    timetrain
    timetrain 2010/07/22
    「クレードル置きができる端子が無いなら、電池とカバーを変えればいいじゃない」ということか……その発想はなかった。/id:multiplex00 ごめん、書き方がわるかった。発想を絶賛しております。
  • WBB最新情報: ブラザー工業の乾電池型振動発電機が海外でも話題に

    WiMAXやメッシュ型無線LANの導入事例、エネルギー・ハーベスト技術 (Energy Harvesting)など、世界の最新情報を紹介しています。 ブラザー工業は、2010年7月21日~23日のテクノフロンティア2010に、乾電池型振動発電機を展示します。 リモコンなどに入れて、振って使います(下の写真参照)。 周波数4~8Hzで平均出力10~180mW(ピーク出力 0.2~2.0W)が得られるとのことです。 この振動発電機が、海外でも話題になっています。 まず、7月16日に、Tech-On!の英語サイトに紹介記事が掲載され、 それがCNETやGizmodoなどの力のあるメディアに転載されて、 全世界に広がっていっています。 エネルギー・ハーベスティング関連のニュースの中でも、 かなりのヒットになりそうな勢いです。 「乾電池の代わりに入れて振って使う」というコンセプトの 分かりやすさが一

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    timetrain 2010/07/20
    乾電池型で乾電池の代わりにリモコンなどに入れて、振ればちょっと発電して使用可能。
  • エコ鉄 川重の蓄電池技術、NY地下鉄採用へ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    走行時の電力消費量を減らすため、激しい充放電に耐えられる新型蓄電池を使った川崎重工業の鉄道システム用設備が、米ニューヨークの地下鉄に導入される見通しとなった。関係者が3日明らかにしたもので、すでに数カ月にわかる実証実験を終え、省エネ効果を調査中という。世界中に鉄道車両の納入実績を持つ川重だが、ニューヨークを起点に「環境に優しい鉄道技術」の売り込みを始める考えだ。 ◇ ニューヨークの地下鉄が保有している約6千両の車両のうち約2千両は川重製が占めるほか、ワシントンの地下鉄でも今年、約750両の納入契約を交わすなど、川重は米市場で存在感を示している。ただ、省エネ型の鉄道システムをめぐっては水面下で各国メーカーによる開発が続き、世界の中心都市であるニューヨークでの受注に注目が集まっている。 ≪使用電力2割減≫ 川重が開発した蓄電池は電極にニッケルとカドミウムを使ったニカド電池の“改良版”で

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    timetrain 2010/07/05
    停車時の消費電力ってのがよくわからないけど、突入電流をカバーしてるのかな。なんかすごそう。
  • マンガン酸リチウムって知っていますか? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    2010年4月6日,慶応義塾大学発の電池ベンチャーであるエリーパワーの開所式を取材することができました。同社は,神奈川県川崎市水江町に年産20万セルの能力を備える量産工場を竣工し,量産を開始するのに併せて,工場内覧会と開所式を開催しました(関連記事)。圧巻だったのは,来賓の方々の顔ぶれです。大日ハウス工業や国際石油開発帝石などの出資企業はもちろん,三井住友銀行やエリーパワーに材料を供給する材料メーカーの会長や社長といった経営トップの方々が一同に会しました。 その開所式では,エリーパワーの吉田代表取締役社長がベンチャーを創業して以来,約3年半で量産にまで漕ぎ着けた熱い想いを語り,早期に年間100万セルの生産が可能な量産工場を建設する意向を示していました。 来賓からは,高円宮妃久子さまと神奈川県知事の松沢成文氏,川崎市長の阿部孝夫氏から祝辞がありました。その祝辞の中で最も驚きだったのが,エリ

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    timetrain 2010/04/12
    何故かタイトルがミスリード。慶応義塾大学発の電池ベンチャーであるエリーパワーの開所式、材料はLiFePO4。
  • 日立、Mn系正極材料を用いた産業用リチウムイオン電池の長寿命化技術を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    日立製作所は4月5日、マンガン(Mn)系正極材料を用いた産業用リチウムイオン電池の寿命を、従来開発品であるリチウムマンガンスピネル系に比べ約2倍にできる正極材料を開発したことを発表した。 左が今回開発したMn系正極材料、右が今回開発したMn系正極材料を適用し日立と新神戸電機が共同試作したリチウムイオン電池セル 従来のマンガンスピネル系の正極材料は、電池の充電の際にリチウムイオンが正極から放出されるためスピネルマンガン結晶の体積が収縮するほか、電池の放電の際は結晶の体積が膨張する変化が発生していた。結果として、充放電サイクルに伴う体積変化の影響により結晶構造が劣化することが、容量低下の一因となっていたことから、新たに結晶に含まれるマンガン元素の一部を他元素と置換することで、結晶構造を安定化させ、充放電容量の低下を抜的に改善した。 また、従来のリチウムマンガンスピネル系正極材料では、電解液

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    timetrain 2010/04/06
    マンガンスピネルのマンガンを一部他金属に置換して充放電時の伸縮を抑制。ようやく製品化なのか。
  • 次世代電池レースで脚光を浴び始めた「マグネシウム電池」(1) | WIRED VISION

    次世代電池レースで脚光を浴び始めた「マグネシウム電池」(1) 2010年3月26日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジー 1/6 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) これまで大勢の研究者がマグネシウム電池の実用化に挑んできたが、ことごとく失敗に終わった。ところが、まったく新しいアプローチによって、マグネシウム電池が実現しようとしている。株式会社TSCの鈴木進社長と、埼玉県産業技術総合センター(SAITEC)の栗原英紀博士に、研究開発の状況をうかがった。 マグネシウム空気電池の試作品。シートにスポイトで水を垂らし、電極に小さなプロペラを付けると、取材中の数時間、プロペラはずっと回り続けた。写真の電池の場合、数日間にもわたって放電し続けられるという。 電池材料として理想的なマグネシウム ──マグネシウム電池を

  • 「常温で動作」シート型電池…三重県など試作に成功 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    県産業支援センターは23日、三重大学や中小企業と協力し、厚さがわずか0・45ミリで自在に折り曲げることができるシート型「全固体ポリマーリチウム2次電池」の試作開発に成功したと発表した。 薄型ディスプレーや電子ペーパーにも 行政刷新会議の事業仕分けで「廃止」とされたが、復活した国の補助事業で、実用化に向けて大きく前進し、薄型ディスプレーや電子ペーパーでの利用が期待されている。 既にシート型電池の試作例はあるが、60度以上の高温でなければ機能せず、折り曲げた時にショートするなど、実用化にはほど遠かった。同センターが試作した電池は、0〜25度の常温に対応でき、0・45ミリの薄さとA6判サイズで13グラムという軽さを実現し、同時にこれまでにない強度がある。 市販の電池は正極層と負極層に挟まれた電解質層が液体のため、漏れて蒸発すると引火の恐れがある。シート型電池は全層が固体で安全性が高く、電気自動車

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    timetrain 2010/02/25
    全固体か。事業仕分けされるところだったとは。ここまで曲がって常温活用はすごい。実用化が楽しみ。
  • 中日新聞:走行距離3倍の蓄電池開発 三重大大学院教授ら:社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 走行距離3倍の蓄電池開発 三重大大学院教授ら 2010年2月11日 朝刊 ◆電気自動車に応用可能 三重大大学院工学研究科の武田保雄教授と今西誠之准教授が10日、電気自動車に応用可能な次世代の蓄電池を開発したと発表した。成果は来週発行の英国の化学雑誌「ケミカル・コミュニケーションズ」に掲載される。 金属のリチウムと空気を反応させるため、リチウム空気電池と呼ばれる。一般的な蓄電池であるリチウムイオン電池より、同じ重さから取り出せるエネルギー量を示すエネルギー密度が約3倍。実用化されている電気自動車にはリチウムイオン電池を使っているものもあり、同じ重さのリチウム空気電池を搭載したとすると、1回の充電の走行距離は3倍に延びる計算だ。 リチウムは空気中の水分に触れると酸化が進み、電池自体が劣化する。リチウムを覆う特殊な保護膜を開発し、水分を通さ

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    timetrain 2010/02/12
    正極に空気を用いたリチウム空気電池。空気中の水分から負極を守る膜がポイント?まだ課題は多そうだけど、エネルギー密度の点から期待。