ハイアングルやローアングルを可愛く写そうぜ! 前回の講座4距離編で撮影距離が「見え方を決める唯一の基準」と書いたな。あれは嘘だ! 広義では正しいが、条件を絞った狭義では異なってくる。本当はさらにアングルとポジションが加わり、おまけでパースの概念が……なに、難しそうだと? 基礎のつぎは当然のように応用だ! 普段やってる何気ないことを理屈で考えられるようになれば、確実にベストの結果を毎度出力できるようになる。「たまたま上手く写せた」との違いは大きいぜよ。ポケモンマスターになるには、ポケモンをすべて覚えなければいけない。つまり出番の多い基本につづく稀少シーンもみんな覚えて、ポケモンゲットだぜ。上手くなるとは頻度の小さいものまで遺漏なく網羅するってことだ。 ――などと偉そうに書いてみたが、自身へのブーメランになってしまっている気がする。なにせ私は写真がキレイと言われても上手とは言われないタイプだ。