ホンダが次世代燃料電池モジュールのスペックを世界初公開。さらに燃料電池を活用した定置用蓄電池システムの構想も披露した。 ホンダは「H2 & FC EXPO【春】~第23回 水素・燃料電池展~」(2025年2月19~21日、東京ビッグサイト)に出展し、2027年度に量産開始予定の次世代燃料電池モジュールと、2026年に生産開始予定の燃料電池定置電源について、仕様およびスペックを世界初公開した。 現行モデルの燃料電池モジュールは、米ゼネラルモーターズ(GM)との共同開発によるものだが、今回発表した次世代モデルはホンダ独自で開発を実施。GMと共同開発した燃料電池をベースにモジュール化した現行モデルは出力78kWなのに対し、次世代モデルは出力を150kWに高めた。 モジュール寸法はW730×D580×H700mm、重量250kg、出力電圧範囲は450~850Vで、最大効率は59.8%となっている。
