昨日の続き。松原教授は羽生三冠の大ファンで、北海道に来るたびに追っかけするくらいだったそうで、それが縁で今回の公演に来ていただいたとのことでした。 OHPで東大将棋の画面が映し出されます。ここからは実践譜を元に羽生三冠がどのように考えているかについての対談になります。 朝日オープン決勝 対藤井猛九段戦 松原「羽生さんが勝って良かったです。負けてたら紹介しづらくなってましたw」 先手藤井九段は藤井システムを採用。 藤井システムはここ10年で3本の指に入る画期的な戦法 穴熊狙いが明確なので自分は急戦にした。それを見て藤井さんは玉を囲った。臨機応変に手を選ぶ。対局前から先方を決めていくということは無い。 中盤が終わるまでは確認作業。定跡の中からお互いの同意の下で手が進んでいく。 (へんな角を打ったところで)打つ手が無ければ手を渡す。手の渡しあいで一局になる。直線的に進んでだめならば曲線的な手を打
更新せぬまま2週間。やや心に余裕が出来たので再開。 日経新聞のコラム「やさしい経済学」で、ナレッジマネージメントの権威である野中郁次郎の連載が始まった。その第二回(1/28)は『問われる「質」』と題されている。 記事では知識の定義について触れている。認識論において知識とは「正当化された真なる信念」なのだそうだ。客観的というイメージがつきまとう「知識」の定義において、「信念」という言葉に違和感を覚えた。しかし、「知識」が作り出されるものであるならば、それは個人の信念から出発し、正当化のプロセスを経ることによって「知識」に至る解釈すれば、納得できる。 議論の最後で野中氏は「ITの発達がもたらしたのは、ITで取り扱えるような形式知や情報の価値を著しく下げたという逆説である」という。ITによって形式知を容易かつ大量に獲得できるようになったがために、「高質な暗黙知に基づいて、自分にしかつくり出せない
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