Last modified : 2004-10-16 Copyright © 1998-2006 Somali. All rights reserved.
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中国は自国のソフトウェア業界の未来を担うものとしてLinuxを選択した。しかし、中国の今年のLinux市場でナンバーワン・ディストリビューションの地位を獲得したのはNovellのSUSEであったし、国内の開発者にとってもっと恐ろしい事態――たとえばRed Hatの進撃など――も迫っている。この問題は、かなりの部分において、国内のLinux企業の中国的なビジネススタイルに原因がある。 2004年末にRed Hatが中国市場に参入したとき、アジアのディストリビューション・ベンダであるTurbolinux社のある役員はこう語った――「Red Hatが中国市場で成功を収めるのはそう簡単ではないだろう。そのためには『中国ルール』を理解する必要があるからだ」。「中国ルール」では、ソフトウェア企業は政治力、個人的人脈、および個人的利益を用いて成功を収めなければならないのだ。 中国では、ほとんどのLin
* 耐震強度偽装問題に「現実主義」への原理主義的狂信を見る MOZAIC: 研究しないで方法論ばかりだとジャックは馬鹿になる/職業としての学問の「学際の何がだめなのか」という話が、ソフトウエア工学の駄目さに通じていると思った。 ウェーバーが何故学際は駄目と主張しているのか。それをまず考えてみる。1900年代初頭でも専門馬鹿の弊害は散々指摘されていただろうし、専門性重視の立場からはそれは避けようがないコストだが、ウェーバーがそのコストより重く見積もっているのは実証や反証可能性という正しさ追求の方法である。この方法を会得することによってのみ正しさは追求しうるし、正しさが追求されないと学問としての進歩はない。そしてこの方法を身に付けるためには専門分野でがんばるしかない。 で、専門領域とは、自分の前にこういったことを言ってくれる先人がいるということを意味する。 「正しさを追求する場」が形成されてな
なんか最近、わくたまさんとネタがかぶる傾向があるんですが、ここ数日、「RSSリーダを使うか使わないか」みたいな話が盛り上がっています。震源地は最速インターフェース研究会。 「いまどきRSSを配信しないなんて信じられない」という一派と、「RSSリーダなんて使わなくても困らない」という一派が真っ向からぶつかっているんですが、これって典型的な「キャズム」ですよね、たぶん(キャズムに関するわかりやすい(もう2年も前になる)記事は、Goodpic参照)。 RSSを使っての情報配信/収集は現在、まさに「Early Adopter」たちの領域から、「Early Majority」たちの領域へ飛び移ろうとしている段階だと思います。InnovatorsやEarly Adopterの周辺には同じタイプの人が集まる傾向がありますから、まるでその状態が世界の常識のように見えてしまいます。しかし、ウェブログブー
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