百均(百円均一ショップ)と言えば一昔前までは安い代わりに品質が悪かったりデザインが良くなかったりした。 今でもそうだろう。百均の雑貨に“ソニープラザ”や“フランフラン”みたいなものを求めるのはちょっと酷な気がする。例えるならばトライアスロンの選手に相撲の強さを競わせるようなものだと思う。文字通り土俵が違う。 しかし最近「百均は百均でもあの店はぜんぜん違う。オシャレで商品の質も良い」と僕の周りで評判の百円均一がある。 と言っても所詮は百均。あまり期待せずに、でもほんのちょっとだけ期待しながら件の百均に行ってみることにした。1000円札を握り締めながら。 (text by 梅田カズヒコ) 今回はちょっとした野望があるのだ 左の写真はある日の僕の食卓の風景である。自分のことなのであまり悪くは書きたくないが、改めて見直すとちょっと、いやかなりみすぼらしい。食事を眺めていてもぜんぜんおいしそうじゃな