全国のゆるキャラのインターネットでの人気投票「ゆるキャラグランプリ2011」で熊本県のくまモンが27日、28万7315票を獲得して優勝した。 くまモンは九州新幹線全線開業に向け県内の機運を盛り上げる「くまもとサプライズ」運動のため、昨年3月誕生。県出身の放送作家、小山薫堂さんの事務所がデザインした。 「サプライズ=驚き」を表したユーモラスな表情と、祭りからアイドルのダンスまでこなす、着ぐるみの機敏な動きから人気は急上昇。県は昨年末に版権を買い取り、商品化を広く認めた。携帯ストラップなどのグッズ、食品包装に広く使用され、申請件数は1000件を超え、10億円以上を売り上げている。 県は東京や関西地域、県内の各地に「くまモン隊」を派遣し、グランプリ期間中もツイッターや動画サイトなどを駆使して投票を呼びかけていた。 優勝を受け、蒲島郁夫知事は「県の営業部長として本当に頑張ってくれた。全国の皆さんの