絶海の孤島には我々が見たこともないような珍しい生物たちがうごめいている。 太平洋に浮かぶ絶海の孤島、小笠原父島もその例外ではない。 今回我々は、小笠原に人智を超えた巨大コウモリが生息しているとの連絡を受け、 父島へと足を踏み入れた。 しかしそこで待ち受けていたのは、 想像を超えた異形の生物たちと、数々の困難だったのである! ドギャーン! (木村 岳人) 迫りくる大自然の猛威! 今回我々が捜索する巨大コウモリとは、 現地でオガサワラオオコウモリと呼ばれている巨大なコウモリである。 その体は全長1mにもなり、黒や銀色の体毛で覆われ手には鋭いかぎ爪を持つという。 通常のコウモリとは違い果物を食すため、時には農作物を襲い、 それゆえ人々から恐れられているのである。 巨大コウモリが生息するという父島の山間部は、 何が起こるかわからない未開の地。 我々は町で万全の装備を整えてから、山へと向かった! し