(CNN) 米経済誌フォーブスは6日までに、世界で最も影響力を及ぼす人物の最新ランキングを発表し、中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席を首位に選んだ。前回ランキングで首位だったオバマ米大統領は2位に落ちた。 同誌はランキング作成に当たり、影響力の評価で4つの基準を採用。影響力を与える人数の規模、財力、権力を及ぼす範囲や影響力の行使の度合いに分けた。 フォーブスは胡主席を首位に選出したことについて、世界の総人口の5分の1に当たる国民13億人や世界最大の軍を統治し、世界第2位の経済大国に成長させたと指摘。西側諸国と異なり、やっかいな官僚や裁判所の干渉なく、河川の流れる場所を変えたり、都市を建設し、反体制派を投獄、インターネットを検閲出来る権力を握っていると説明した。 3位はサウジアラビアのアブドラ国王、4位はロシアのプーチン首相、5位はローマ法王ベネディクト16世。ドイツのメルケル首相が6位