日本生協連が放射性物質問題への考え方まとめる 日本生協連は、東電福島第一原発事故による食品中の放射性物質問題に対する当面の考え方をまとめ6月10日に公表した。 それによると「当面の考え方」として次の4点をあげている。 1)今回の事故は国レベルの緊急事態であることから、政府の定める判断・指示に沿った対応を行う。現行の国の管理のあり方については、見直しを要請していく。 2)日本生協連として放射性物質にかかわる自主検査は、行政の実施しているモニタリングを踏まえて行う。 3)放射性物質による食品汚染に関して、なるべくわかりやすい情報提供に努める。 4)日本生協連は、暫定規制値にもとづいて出荷された商品の取り扱いを継続する。あわせて、消費者が選択できるよう情報提供していく。 1)については、「放射性物質による被ばくはできるだけ低くすべき」だが、「原発事故が起きてしまった現状では平常時とは異なった対策