政府は19日、10月の記録的な豪雨で被害を受けた鹿児島県奄美大島の4市町村を「局地激甚災害」に指定すると閣議決定した。指定地域の災害復旧事業への財政補助率をかさ上げする。 復旧事業の対象となったのは、公共土木施設で奄美市住用町、大和村、龍郷町、農地などで奄美市、大和村、瀬戸内町、龍郷町。いずれの地域もこれまでの査定で、災害指定できる基準額を大幅に上回る復旧事業費の必要性が確認された。 松本龍防災担当相は、19日の閣議後会見で「今回指定されない市町村も今後、基準を満たした場合は追加指定する」と述べた。