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![「バランスシート不況論」が注目を集めるワケ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/93f2368c070623d1526161e4937bf9c493d85b3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F2%2F1200w%2Fimg_9228c163e2b299d37efb612e52a1be3f466369.jpg)
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「日本経済は、人口減少で衰退して行くし、少子高齢化で年金も破綻しそうだし、明るい展望など持ちようもない」と考えている人は多いと思います。しかし、少子高齢化にも悪い面と良い面があります。筆者は、今後10年間は少子高齢化の良い面が表面化し、日本経済は明るい時代を迎えると考えています。 少数説ですから、「非常識だ」と考える読者も多いと思いますが、「どこが間違えているのだろう?」と考えながら御読み頂ければ幸いです。読者の頭の体操になれば幸いですし、結果として読者が筆者の誤りを発見できずに、筆者に賛同していただければ、さらに幸いです(笑)。 バブル崩壊後の諸問題の源は失業だった バブル崩壊後、日本経済は長期停滞に陥りましたが、その根幹は失業問題でした。失業が多い(労働力の供給超過)ので、賃金が下がり、デフレになり、それが景気を更に悪化させました。失業者が不幸であるのみならず、「辞表を出せば失業する」
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