ご近所農家をご近所住民が応援しながら、新鮮な野菜や農風景を楽しめる住宅地「agrihood(アグリフッド)」が米国で注目されている。暮らすのは食や環境に関心がある人々。今回は、都市型生活者の新しい「農活」ムーブメントとして、そんなアグリフッドの中から注目の2例を紹介したい。 都市型アグリフッド 「The Cannery(ザ・カナリー)」 「The Cannery(ザ・カナリー)」は、都市型アグリフッドだ。デイビス市街地やカリフォルニア大学デイビス校まで自転車で約20分の近さ。 アグリフッドは既存農地を活用することが多いが、「The Cannery」はトマトの缶詰工場(cannery)を農地と宅地に戻した点がユニークで、都市農園を作るモデル手法としても注目されている。元は工場なので、理想的な土に戻すには土壌改良が必要となる。 そして、そんな土地で農業をするのは農地調達が困難な新規就農者たち。
![全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」 | EARTH JOURNAL](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ed6187ba90b34fdbaff25c93659ef110b97b3dfa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fearthjournal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2FEJ_food_20160119_01-3.jpg)