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2017年12月25日のブックマーク (2件)

  • DIRECTOR'S WATCHING No.93:社会主義初級段階の終焉――中国が向かうのは、G・オーエル型監視 社会か、それとも福祉国家か(下)

    図表 6 は第 13 回党大会(1987)から今回の第 19 回党大会(2017)まで、30 年間 7 つの政治報告を「社会主義の初級段階」と「初級段階の主要矛盾」という二つのキーワードについて、その出現頻度を調べたものである。いうまでもなく社会主義の発展にはいくつかの段階がある。 中国は生産力の発展の遅れた状況下で革命を行ったので生産力の発展に努めなければならない。生産手段の私有制に対する社会主義改造を経て、中国はすでに社会主義国になったが、人々の生活の需要を十分に満たすことはできない状況にある。それゆえ、中国は社会主義の初級段階に位置しており、この初級段階における主要矛盾とは、日々増加する人民の需要と生産力の発展の立ち遅れとの矛盾(主要矛盾)である。趙紫陽報告は、初級段階を 26 回語り、主要矛盾を 8 回語ることによって、「生産力発展の立ち遅れ」という矛盾が解決された暁に、初級段階か

  • ノベルジャムは「出版」を再定義する

    揺らぐ「出版」のバリューチェーン ネット書店の台頭、電子書籍の普及、ユーザー投稿サイトの興隆……、出版を巡る状況はここ10年ほどで大きく変化し、出版を巡るバリューチェーンは大きく揺らいでいる。街からは書店が姿を消し、電車内で雑誌やを開く人は減り、多くの読み物コンテンツは、ネットで摂取されるようになった。 「面白いコンテンツを読みたい」という根源の欲求は変わらない。ニュース記事やSNSを含めて考えれば、むしろ、文字コンテンツの需要は、スマホ以前と比較しても増えているのではないかとも言われる。 しかし、コンテンツを生み出し、それを届けるという一連の経路=バリューチェーン(価値連鎖)は大きく変化した。出版社は取次に流通を委ねているだけでは、経営がおぼつかなくなった。著者とともに作品を生み出す編集者も、パッケージとしての「」をゴールとしていては、もはや立ちゆかない。作品=コンテンツの展開が、書

    ノベルジャムは「出版」を再定義する
    tomojiro
    tomojiro 2017/12/25