【時代の正体取材班=石橋 学】在日コリアンを標的に差別とその扇動を続ける人種差別主義者、桜井誠(本名・高田誠)氏のツイッターアカウントが7日、凍結された。凍結理由について日本法人のツイッター・ジャパンは「個別の案件には答えられない」としているが、米ツイッター社はヘイトスピーチ対策を進め、10月からルールの改正などを行っている。 桜井氏は「在日特権」なるデマを流布させた差別扇動の中心人物として知られる。2006年12月に人種差別団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を創設し、ヘイトデモ・街宣を主導。会員制交流サイト(SNS)でもヘイトスピーチを繰り返し、在日コリアンの排斥から殺害までをあおってきた。現在は在特会の後継団体として立ち上げた極右政治団体「日本第一党」の党首に就き、政治運動に名を借りた差別扇動を続けている。 これまで、朝鮮大学校前で行った街宣での言動が人権侵害に当たるとして法