『プロメテウス』を3Dの吹替版で鑑賞。 一応ティーザーや宣伝では伏せてるみたいだけども、ハッキリいってしまうと『エイリアン』の前日譚であり、セルフリメイク作品。 リドリー・スコットといえば『エイリアン』と『ブレードランナー』というエポックメイクなSFを二本も作り上げた監督なのだが、その後、そのイメージを払拭したかったのか、それとも『ブレードランナー』が興行的に当たらなかったからなのか(後にカルト作として熱狂的なファンを多く生むことになる)、SFと呼べるジャンルのものを一切撮ってこなかった。 ぼくも含め、ファンとしては「もしリドリー・スコットが今の技術でSFをふたたび撮ったらどんな作品になるだろう」ということを想像するわけだが、だからといって、近年、史劇やギャング映画、戦争映画など、様々なジャンルを生き直し続けている監督がエポックメイクなもんを作ったあとで、ふたたびSFに戻るとは考えられず、