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2019年1月6日のブックマーク (3件)

  • 悲願実り晴れやか 韓国人慰霊碑移設 日韓友好に弾み(広島県)

    韓国人原爆犠牲者慰霊碑の平和記念公園(広島市中区中島町)への移設完工式が二十一日にあり、出席者からは、喜びや日韓友好の進展を願う声などが上がった。 「悲運の死を遂げた犠牲者の安らぎの場を平和公園に、との願いが今世紀中に達成できた」と権養伯移設委員長。一九七〇年に対岸の川橋詰めに碑を建てた張泰煕建立委員長も「今年は公園内で慰霊祭ができる」と喜びをかみしめた。移設募金は二千百五十万円に達し、目標の千五百万円を大幅に上回った。 建立の地が公園の対岸だったことから「民族差別では」との指摘もあった同慰霊碑。チマ・チョゴリ姿で碑に折りづるをささげた山陽女子高一年の善甫真弓さんは「もう『差別の象徴』と説明しなくてもいいから、すごく晴れやか。慰霊碑も喜んでいるみたい」と笑顔で話していた。 移設を機に、日韓の連携強化を求める声も相次いだ。韓国・大邱市の文熹甲市長は「両国がより良いパートナー関係を模索し、平

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  • ネット平和講義 初収録 広島県12月開講 坪井さん 被爆を語る

    広島県は12月、原爆被害や核軍縮について学ぶ講義をパソコンやタブレット端末で受けられる、全5回のオンライン講座を始める。講師は東京大大学院の藤原帰一教授(62)=国際政治学。被爆者たちへのインタビューを交えながら各回50分の動画にまとめる。初めての収録が27日、広島市中区であり、県被団協理事長の坪井直さん(93)がインタビューに応じた。 坪井さんはカメラの前で、爆心地から約1・2キロで被爆した惨状について証言した。救護を待つ自身の姿が写る、御幸橋西詰め(中区)周辺の写真を紹介。多くの助けを受けて命をつないだ体験を時折、声を詰まらせながら語った。 藤原教授はこの日、原爆投下で亡くなった米兵捕虜たちの調査で知られる歴史研究家森重昭さんとも面会。2人へのインタビュー映像は、被爆の実態に迫る初回「広島 廃虚からのスタート」で活用する。 講義内容は大学生向け。来年3月までに順次公開する。被爆者の高齢

    ネット平和講義 初収録 広島県12月開講 坪井さん 被爆を語る
    torly
    torly 2019/01/06
  • 原発事故で全町避難 浪江町の馬場町長死去 「再生の手掛かりに」被爆地広島と交流

    福島第1原発事故当時からの福島県浪江町長で、全町避難の苦難を乗り越えるために力を尽くしてきた馬場有(ばば・たもつ)さんが6月27日、胃がんのため死去した。69歳。住民の被曝(ひばく)に向き合うため、被爆地広島との交流を続けた。 自民党県議を経て2007年に町長に。もともとは原発推進派だったが、原発の安全神話が崩れたことで思い直し、反原発を鮮明にして国や東京電力への鋭い批判を繰り返した。苦しむ住民の救済のために、東京電力に慰謝料増額を求めた和解仲介手続きの先頭にも立った。 目を向けたのが広島だった。2012年から8月6日の平和記念式典に参列。被爆者健康手帳を参考に、「放射線健康管理手帳」を独自に発行し、被爆者と同様の援護を国に求めるために広島市の協力を求めた。 制度だけではない。2012年の中国新聞の取材には「被曝した同士、心を一つにできる。復興を遂げた街を見て、浪江再生への手掛かりと力にし

    原発事故で全町避難 浪江町の馬場町長死去 「再生の手掛かりに」被爆地広島と交流
    torly
    torly 2019/01/06