新種牡馬辞典海外編、第八弾は*カリフォルニアクローム。今年度よりアロースタッドでの供用が決まっているので、2023年デビューの新種牡馬として改めて記事にすることになると思いますが、ひとまず産駒が複数輸入されているので紹介しておきます。ケンタッキーダービーやドバイワールドCなどGI7勝をあげた名馬で、今年デビューする新種牡馬の中では断トツの実績と知名度を誇りますが、血統面で大きな不安があり、種牡馬としての期待度はそれほど高くないと言えるでしょう。ただ出身地であるカリフォルニア州を中心に熱狂的なファンがいる馬で、同馬の活躍を心待ちにしている人は多いはず。かつての*サンデーサイレンスがそうだったように、常識を打ち破る活躍ができるでしょうか。 *カリフォルニアクローム California Chrome 米国産 2011年生 栗毛 父系:エーピーインディ系 <血統構成> Mr. Prospecto