2004年07月30日00:35 カテゴリ<新> My Book My Life 「風立ちぬ、いざ生きめやも」の意味は「死のう」だった! 29日付読売新聞編集手帳に、堀辰雄の小説「風立ちぬ」の冒頭、主人公の口を衝いて出る「風立ちぬ、いざ生きめやも」は誤訳だったということが書かれています。 もともとこれはフランスの詩人バレリーの「風が起きた。生きねばならない」という意味の原詩を堀辰雄が文語調に翻訳したものです。 それが、国語学者の大野晋さんによれば、「生きめやも」だと「生きようか、いや断じて生きない、死のう」の意味になるというのです。★続きはここから 編集手帳は中央公論新社「日本語で一番大事なもの」からの引用として書いていますが、私もこの話は以前、何かで読んだことがあります。 ただし、堀辰雄自身はそのことを十分知っていて、誤っていることを承知であえてこの表現にしたという説があるそうです。なぜ
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