22日の記事「風俗嬢6人を地下室に監禁、「性の奴隷」としていた男を逮捕」で紹介した「洛陽性奴隷事件」は恐るべき犯罪だった。妻子ある河南省洛陽市技術監督局職員が過去2年間で6人の風俗嬢を誘拐。秘密の地下室に軟禁し「性の奴隷」としていたというもの。誘拐された女性のうち2人は、男に殺害された。 だが、本日伝えられた続報は監禁事件に勝るとも劣らないほどのひどい話となった。記事を書いた南方週末の紀許光記者のもとに「謎の男2人組」が訪ねてきて、「誰が情報提供者か教えろ。おまえは『国家機密』を犯した可能性がある」と脅したのという。もし国家機密侵犯容疑で捜査されれば、何ヶ月も拘束され取り調べを受けたとしても不思議ではない。23日付南方都市報、紀許光記者の新浪ウェイボーを主に参照した。 *画像は紀記者の新浪ウェイボー・アカウント。 ■「謎の男」の来訪と夜を徹しての脱出 22日朝の「謎の男」来訪から河南省を脱