Published 2024/09/25 12:21 (JST) Updated 2024/09/25 18:36 (JST) 中古スマートフォンの輸出事業に投資すれば利益が得られると持ちかけ、計約6億3千万円をだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課が詐欺の疑いで、東京都渋谷区の格闘技団体ブレイキングダウンの元代表板垣雄吾容疑者(44)ら男女3人を逮捕していたことが25日、警視庁への取材で分かった。 暴対課によると、事業に実態はなく、自転車操業だった可能性がある。複数の出資者から総額80億円ほどを集めたとみられ、一部は返金しており同課が被害額の確認を進めている。板垣容疑者の運営する会社が過去にフェラーリ社のF1チームとスポンサー契約を結んでいた縁で、同社にスマホを販売すると説明していた。 他に逮捕したのは、新宿区、会社役員田丸隼也容疑者(35)と渋谷区、会社員堀川美貴容疑者(30)。 20