『M-1グランプリ2022』はウエストランドが優勝。その「悪口漫才」と称されるネタに対して、あるいはそういったネタに高得点を与える審査基準に対して、ソーシャルメディア上では数多くの批難の声が噴出した。 しかし、同業者からは「人を傷つけるお笑い最高!!」「時代変われ!!」と、“窮屈な時代”への“反撃”の契機として歓迎する声も上がった。 こうした反応からはひとつの根深い誤解が窺い知れる。批難された側は「おもしろいのにケチをつけられた」という認識でいるけれど、批難はそれが「おもしろくない」から起こっている、という話だ。 ずっと「おもしろくない」って言ってる ボケが弱い、ツッコミにキレがない、しゃべりのテンポが悪い、聞き取りにくい、笑いどころがわざとらしい、たとえがわかりにくい。そういったさまざまな要因が「おもしろくない」という評価に帰結する。同じことだ。ネタの前提になっている価値観がイヤ過ぎると
2022年12月19日 ウエストランド漫才は「人を傷つける漫才の復権」ではなく「ヘイト管理の勝利」 Tweet 昨日のM1グランプリの影響で「人を傷つけるお笑いの復権」みたいに大騒ぎしてる方がいるけど、ちょっと違う気がする。 ウエストランドの漫才は「傷つけるから笑える」んじゃなくて「うまいことヘイト管理してるから笑える」んだよな。 いやつまり、演者が上に立って上から目線で「○○はクソ」みたいに見下して攻撃する漫才じゃない。 そうじゃなくて、「○○はクソ」って言ってるほうが「こいつちょっとおかしい」という立ち位置だからいいわけよ。 ガチに見下されたら腹も立つけど、変な奴に言われても腹立たんわな。だから当事者も第三者も、腹の底から遠慮なしに笑える。 ウーマンラッシュアワー村本のように自分を正義に置いて他者をボロカスに言うパターンの真逆。なかなかうまい戦略だと思うわ。 「雑記」カテゴリの最新記事
――お二人はどんな高校生だったんですか? 友保 俺らでも、あれですよ、工業高校だったんで、ほんまに模範囚みたいな。ええ。みんな静かに、鉄板を切って、ええ。 ――建築科ですか? 友保 建築は賢いんすよ。 小林 建築はもう、天才です。 友保 俺らは、あの、メッキとか作る、金属科かなんか言うたんやな、昔は。 小林 もともとそう、今は材料システム科っていう、 友保 金属科っちゅう名前が悪いから、材料システム科になった。横文字入れて。まぁ一番アホやったんですけどそれが。やっぱアホんとこの先生は一番怖い先生がきて。ほんまに、 一筆書きのヤクザみたいな人で、なぁ。 小林 あれは、きれいなヤクザやった。 友保 うん。きれいなヤクザ。警察落ちたから先生やってんねん、ていう。ほんまにおもろいぐらいでかいRayBanのグラサンかけて(笑) 小林 (笑)えぐいすよね、剣道部顧問ね。 ――お二人は何部だったんですか
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マヂカルラブリー、空気階段、オダウエダ。昨年のM-1グランプリから今年のキングオブコント、THE Wと名だたるお笑い賞レースの優勝者を順に並べたとき、ある共通点があるのをご存じだろうか。実は3組とも、同じ構成作家が担当としてついているのだ。その名は、平島太郎。 「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」でオダウエダが優勝を果たした12月13日、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介はこんなツイートをしている。〈平島さんラインエグいな!!〉 かくいうオズワルドのメイン担当作家も平島氏。オズワルドも〈平島さんライン〉のど真ん中にいる。今年のM-1グランプリの決勝前、伊藤のツイートを引用する形で、今度はお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルがこんなことを言っていた。〈マヂカルラブリー、空気階段、オダウエダ 平島太郎さんが作家担当してるコンビが連続で優勝 これでオズワルド優勝したら平島太郎
史上最年長のチャンピオンが誕生し、『M-1グランプリ 2021』が幕を閉じた。予選期間からの『M-1』の熱狂は年々加速し続けている。フリーの芸人として日々舞台で漫才をしているエル・カブキのエル上田は、その熱狂にある違和感を抱いているという。揺れる思いを抱えて見届けた今年の『M-1』から感じたものとは――。 M-1グランプリ公式HPより 「漫才」が「スポーツ」になった瞬間 ナイツ塙さんの涙を初めて見た。 50歳と43歳の苦労人コンビ 錦鯉が『M-1グランプリ2021』(テレビ朝日系)で優勝。今もネット上では感動の余韻が冷めやらない。 錦鯉はライブシーンでは何年もスベり知らずだった。その実力と人柄ですべての芸人、ほぼすべてのお客に愛されていると言っても過言ではない(たった一度だけ原宿系のワーキャーライブで、「どう見てもお前東南アジアの工場長じゃねーかよ」というツッコミで女子高生が静寂に包まれた
今年のM1、予選の最後に出てきた「もも」っていうコンビの漫才がこの令和の世になってまで”ルッキズムでオタクをバカにする内容”でウンザリした、というお話ですよ 彼らのネタは公式でアップされているのでここ見て https://www.youtube.com/watch?v=VXmL-RUBouQ きっと彼らはM1なんて大舞台に立てるだけのものすごい実力があってものすごい努力もしてきたのだろう だからこそルッキズムで人をバカにするのはやめてほしいのよ 要は (あえてこの表現するの許して欲しいのだけど) 「強面顔」と「オタク顔」のコンビがそれぞれ顔のイメージと違うものを欲しがる、ギャップネタ 強面顔がみんなのためになるもの欲しがったりするのが笑いになっている様だけど これがまあ、ルッキズム万々歳のひどさで オタクの風体のやつ=違法ダウンロードしている=漫画村を運営している=鉄道博物館が好きそう=プ
トップバッターは「東京ホテイソン」。毎年変化に変化を重ねて昨年悲願のファイナリストとなった彼ら。今年もまた変化した「東京ホテイソン」を披露しウケを取るのだが、少しだけ、ほんの少しだけ「トム・ブラウン」っぽく映った部分があった。そういった部分が審査員にキャッチされたのかもしれない。 2番手は3年連続ファイナリスト、今やM-1グランプリの顔である「見取り図」の登場だ。昨年の準決勝は半分空席で開催されており、重い空気だった舞台をツッコミである盛山君のパワープレイで場の空気をしっかり作り、他との差別化をしっかり出すことができた。 しかし、今年は満席で観客ができあがっており、全組がウケている状態の中、大きな笑いをとっている連続出場コンビもはっきりとした差別化を図ることができず、敗退となるのだった。
『ラヴィット!』出演も意外と気付かれない まさかの最終回「芸人になって一番悲しい」 正規の方法でうまくいった芸人じゃない 2018年元日に『ぐるナイ おもしろ荘』(日本テレビ系)に出演後、翌年の「お笑い第七世代」ブームでも存在感を示した宮下草薙の草薙航基さん(30)と宮下兼史鷹さん(30)。彼らの特異さは“ネガティブ漫才”をはじめとする芸風だけでなく、マイペースな活動方針にも現れている。今年8月、ともに30歳となった2人。6.5世代の台頭で感じること、賞レースに出場しなくなった理由、どんな30代を見据えているかなど、ブレーク4年目のリアルな心境を聞いた。(ライター・鈴木旭) 宮下草薙(みやしたくさなぎ) 2016年1月に結成された草薙航基、宮下兼史鷹からなるお笑いコンビ。2018年元日に放送された『ぐるナイ おもしろ荘』(日本テレビ系)で、草薙の妄想がエスカレートしていく“ネガティブ漫才”
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漫才頂上決戦「M-1グランプリ」。 2001年の開始以来、この賞レースに人生を左右された芸人は数知れない。チャンピオンという肩書を手にして売れっ子にのしあがっていく者、2位に甘んじながらもその後大きく開花する者、ファイナリストとなるもやがて解散の道を選ぶ者……悲喜が交錯する決勝のとき、その場に立つ芸人はいったい何を食べ、何を考えているのだろうか。 不安と緊張、そして終わったときにはとてつもない解放感が訪れるであろう数日間に食べたものの記憶は、M-1というドラマチックすぎる出来事と分かちがたく結びついているはずだ。 ・・・ 短期集中連載でお届けする本企画、第三弾はスピードワゴン・小沢一敬さん。 twitter.com スピードワゴンは2002年、敗者復活戦を勝ち上がった。野外ステージで「出たくない!」と半泣きで抵抗する小沢さんの姿は現在でも語り草になっている。 そして乗り込んだ決勝では、50
平成ノブシコブシ・徳井健太がお笑いについて熱く分析する連載「逆転満塁バラエティ」。 【写真2枚】この記事の写真を見る 第18回目は、「M-1グランプリ」について。 *** トップを狙うかどうか 僕は最近「僕のヒーローアカデミア」というアニメにハマっている。最高のヒーローを目指す感動青春活劇。エピソード5が3月から新たに始まり、8月には映画も公開される。 その物語のスーパーヒーロー・オールマイトが言っていた。 「常にトップを狙う者とそうでない者…そのわずかな気持ちの差は社会に出てから大きく響くぞ」 いつものように、笑いながら言っていた。 僕のスーパー先輩、極楽とんぼ・加藤浩次さんも言っていた。 「ナンバーワンを目指したからこそ、オンリーワンになれるんだ。最初からオンリーワンなんて目指すんじゃねぇ」 いつも通り、顔をしかめて吠えていた。 だから、M-1グランプリで優勝したい! その思いで駆け抜
「あれは漫才じゃない」――2020年のM-1王者が生まれると、漫才をめぐるかつてないほどの論争が巻き起こった。なぜあれほどの賛否を呼んだのか? 出場した漫才師たちのインタビューから、その答えに迫っていく。 49歳の長谷川雅紀(まさのりさん)と42歳の渡辺隆、M-1最年長ファイナリストになった錦鯉。2人が振り返る初めてのM-1決勝の日、9番手で呼ばれるまで。(全3回の1回目/#2、#3へ) ――大会前、関係者やメディアの間で、「錦鯉に優勝して欲しい」という雰囲気がすごくて。とても愛されているコンビなのだなと思っていました。 長谷川 やっぱり年齢でしょうか。僕なんて、もう49歳なんで。「中高年の星」みたいな。 渡辺 介護の精神でしょう。でも、ありがたい話です。 ――渡辺さんは42歳ですが、長谷川さんがいなかったら、渡辺さんは渡辺さんで史上最年長ファイナリストになっていたんですよね。M-1は結成
ナイツの塙さんがTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中でM-1グランプリ2019を振り返り。さらにその後、ゲストの能町みね子さんともM-1トークを繰り広げていました。 (塙宣之)キャスティングはよかったりもするんですけども、いまいちそれが数字に結びつかなかったっていうのはあるんでしょうけども。まあ、ドラマはなんだろうな……? (出水麻衣)真面目な分析(笑)。 (土屋伸之)いいよ、別に。だいたい今、みんなM-1の話を聞きたいんじゃない? M-1の分析の方を聞きたいんだけどさ。 (塙宣之)ドラマ……『科捜研の女』は安定してますし。 (土屋伸之)いや、いいよ。全ドラマをまんべんなくコメントをつけなくても。審査員じゃないから。 (塙宣之)そうですね。まあ、93点ぐらいはつけてもいいかなと思いますけども。 (土屋伸之)ドラマに対して塙さん、別に「ただ見ている」っていうだけだから。ねえ。 (塙
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