武漢駅にあるサーモグラフィーで検温エリアを通る人(2020年3月28日撮影、資料写真)。(c)CNS/張鐸 【4月12日 東方新報】「35.7度。体温は正常です」――中国・山西省(Shanxi)太原市(Taiyuan)の行政サービスセンターでは、オフィスに入る前に検温のため行列をつくる必要はない。人から放射される赤外線をサーモグラフィーで測る検温エリアを通ると、体温が自動的に表示されるためだ。レンズから5メートル以内を通過すれば、わずか1秒で体温を測定できる。 37.3度を超える人を発見すると自動的に通報システムが作動し、発熱者は別途詳しい検査を受ける。システムは万に一つもミスもない。サービスセンターの職員は「このシステムを導入したことでコストは削減され、検査効率が向上した」と話す。 北京市内のある団地では、出入り口を通過する人に人工知能(AI)が「こんにちは。マスクをちゃんとつけてくださ