◇コンフェデ杯1次リーグA組 日本1―2メキシコ(2013年6月22日 ベロオリゾンテ) 【写真】メキシコに敗れ悔しさを隠せない本田 日本の敗因について、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏(72)は、チームの経験不足、フットボール的賢さの不足、走力不足の3つを指摘した。 メキシコ戦が内容も結果も良くない試合になったのは、残念だった。原因は「大きな大会での戦い方」を知らない経験不足と世界のベスト20レベルのチームと対等に渡り合うための「フットボール的賢さ」の不足、そして走れなかったことだ。 バルセロナのようにパスを回すことは短い時間ならできるようになったが、ペナルティーエリアに進入できない。できても単発で孤立し、サポートがないためシュートができない。サッカーはゴールを多く挙げた方が勝つ競技なのだから、シュートから逆算してパスを回すべき。そのイメージを選手が共有しているようには見えなかっ