ITproの記事によると、セキュリティベンダーのSophosは10月24日、2007年第3四半期(7月から9月)の「迷惑メール送信国ワースト12」を発表した。これは同社が観測した迷惑メールの送信元から推定したもので、送信元の多くはウイルス感染により攻撃者に乗っ取られたコンピュータだと言う。順位は1位がアメリカ、2位は韓国、3位中国であり、以下ロシア、ブラジル、フランス、ドイツ、トルコ、ポーランド、イギリス、ルーマニア、メキシコと続く。 迷惑メールにも流行りすたりがあり、Sophosによれば2007年第3四半期には、閲覧者のマシンをウイルスに感染させるような悪意あるサイトへ誘導する手口のものが急増したと言う。一方で今年6月に登場以来猛威をふるったPDFスパムは、出現から数ヶ月の内にほとんど姿を消した。これはPDFスパムが、スパマーが期待したほど効果をあげなかったからではないかと考えられている