ケニアのナニュキで、マサイの人々と写真に収まるキタシロサイの雄「スーダン」(2017年6月18日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / TONY KARUMBA 【3月20日 AFP】(更新、写真追加)ケニアのオルペジェタ(Ol Pejeta)自然保護区で、地球上で最後のキタシロサイの雄「スーダン(Sudan)」が死んだことが分かった。飼育担当者が20日、明らかにした。 同保護区が発表した声明によると、45歳のスーダン(Sudan)は高齢に伴う合併症を患っていたが、1日前から症状が著しく悪化し、立ち上がることもできなくなったことから、獣医師チームが安楽死させる決定を下していた。 スーダンの死により、現存するキタシロサイは雌の2頭のみとなったため、理論上、この亜種は絶滅することになるが、体外受精で種の保存に取り組めるようスーダンの遺伝物質を収集してあるという。 キタシロサイはウガンダ
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