タグ

ブックマーク / www.rieti.go.jp (3)

  • コラム・寄稿「政策にEBPMは必要なのか―レジティマシーの確立とその障害」

    1. 序 先日RIETIのEBPMシンポジウムがあった。表題は「政策にEBPMは必要なのか?」。そこでは岩手大学の杉谷和哉氏の熱のこもった講演があり、筆者もパネル討論者として参加したのだが、そこでの話をRIETIコラムにしてほしいとの要請があり、時間制限のため十分言えていなかった部分も補足して寄稿することにした。筆者は社会学者で行政学者ではないのだが、専門を超えて私見を述べることをお許し願いたい。さて表題だが、EBPM推進者の1人である筆者の回答は、「当然必要!」となると読者は思うだろうが、筆者はパネル討論でまずルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の以下の対話を引用した。 Alice: Would you tell me, please, which way I ought to go from here? The Cheshire Cat: That depends a good d

    コラム・寄稿「政策にEBPMは必要なのか―レジティマシーの確立とその障害」
    ublftbo
    ublftbo 2023/09/15
  • 東京医科入試における女性差別と関連事実 ― 今政府は何をすべきか

    女性割合の調整は憲法違反・教育法違反で募集要項に記して許される問題ではない 東京医科大学が女性合格者を3割以下に抑えるために、入試における得点を女性にのみ一律に減点して員数調整していたというニュースが8月2日に流れ、当然のことながら多くの批判的論考がメディアに出た。このことについて筆者も考えを述べたい。 まず、この種の女性差別が決してあってはならないことで、憲法14条第1項で すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。 とし、またそれを受ける形で教育法4条において (教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。 と記されていることに明確に違反する。 しかし、今回の東

    東京医科入試における女性差別と関連事実 ― 今政府は何をすべきか
    ublftbo
    ublftbo 2018/08/09
  • RIETI - 第4回「がん検診は効果があるか?」

    下記の式にあるとおり、検診を受けた群における肺がんによる死亡率は1.57%で、受けなかった群における肺がんによる死亡率は1.59%となっている。これらの数値が絶対リスクと呼ばれる。前者を後者で割った数値が相対リスク(Relative Risk, RR)と呼ばれるもので、この場合、下記の式にあるとおり、相対リスクは0.99になる。1 - 0.99 = 0.01が介入(この場合は胸部X線検査)によるリスクの減少幅で、この場合は検診受診によって肺がんによる死亡リスクが0.01(=1%)減ることになる。 次に、95%CI(95%信頼区間)について触れる。仮に、今回と同じ設定で同じようなランダム化比較試験を行っても、全く同じ結果にはならず、実際の相対リスクは異なった数字になる。しかし、95%の確率で一定の範囲内に収まる数値があり、その上限と下限を示した数値が95%CIとされる。この例では下限が0.9

    ublftbo
    ublftbo 2017/08/26
    コンパクトに総論がまとまっていてとても良い。記事にもあるように、総死亡を減らす証拠に乏しいのが検出力不足由来であれば「効果が小さ過ぎて検出出来ない」のを意味するから、ますます、検診の意義とは、となる。
  • 1