新学期から1人暮らしを始めた学生などに、きちんと朝食をとる生活習慣を身につけてもらおうと、栃木県小山市の私立大学で朝食の無料サービスが行われています。 朝食を無料でサービスしているのは、およそ4800人の学生が通う小山市の白鴎大学です。 10日は午前8時に学生食堂がオープンすると、授業を前にした学生でいっぱいとなりました。 学生たちは友だちとテーブルを囲みながらごはんや味噌汁、それに厚揚げと卵焼きの朝食を食べていました。 白鴎大学では14年前から新学期が始まる時期に学生食堂の朝食を無料にしていて、ことしは今月8日から始めています。 福島県出身の1年生の男子学生は、「一人暮らしなので経済的にも助かりますし、朝から授業に集中できます」と話していました。 白鴎大学事務局の島村志津夫さんは、「1時限目の授業の出席率もよいですし、運動部の選手にも好評で大会での成績がよくなってきました」と話しています