日本共産党の志位和夫委員長が23日、日本外国特派員協会で行った講演と記者との一問一答を紹介します。発表にあたって、修正・加筆を行っています。 今日は、ご招待いただきまして、まことにありがとうございます。日本共産党の志位和夫でございます。 この間、安倍政権は、「平和安全法制」の名で11本の法案を国会に提出し、激しい論戦が行われてきました。私たちは、憲法9条を全面的に破壊する戦争法案が正体だと、追及してきました。 今日は、「世界から見た戦争法案の異常と危険」と題して、冒頭、若干の時間をいただいて、お話をさせていただきたいと思います。 国会論戦を通じて戦争法案の違憲性は明らかとなった 戦後、日本の自衛隊は、半世紀余にわたって、一人の外国人も殺さず、一人の戦死者も出してきませんでした。ここには憲法9条の偉大な力が働いています。そして、この憲法のもとで、政府が、戦後一貫して、「海外での武力行使は許さ
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