日本維新の会の伊東信久衆院議員(53)が21日、堺市南区の泉北高速鉄道泉ケ丘駅前で男に顔を殴られ、軽傷を負ったことが関係者への取材で分かった。男は、近くにいた別のスタッフらに取り押さえられ、駆けつけた大阪府警南堺署員が暴行容疑で事情を聴いた。男は60代くらいとみられ、同署の調べに「うるさかった」と供述している。 関係者によると、伊東氏は24日投開票の堺市長選と、市議南区補選の応援演説のために同市に来ていた。21日昼ごろ、同駅前で、男が演説をしていた候補者に突然殴りかかろうとしたため伊東氏が止めに入ったという。 堺市長選には、現職と、大阪維新の会の新人が出馬している。