アパホテルが南京虐殺事件を否定する書籍を客室に置いていることに端を発した騒動は、中国当局が訪日中国人観光客に同ホテルの利用自粛を呼びかけるなど、いまだ尾を引いている。 しかし、この騒動には看過できない“誤報の連鎖”があったという。「週プレ外国人記者クラブ」第65回は、香港を拠点にする「フェニックステレビ」東京支局長の李淼(リ・ミャオ)氏に話を聞いた――。 *** ─日中関係が、ただでさえ“史上最悪”と言えるほどギクシャクしているところに、アパホテルを巡る問題でさらに混乱が拡大していますね。 李 問題の発端は、アパホテルグループの客室に常備されている、同グループ代表・元谷外志雄(もとや・としお)氏が「藤誠志」のペンネームで書いた『本当の日本の歴史 理論近現代史学Ⅱ』という書籍だったわけですが、そこから“誤報の連鎖”が始まってしまいました。 同書は「いわゆる南京虐殺事件は中国側のでっ
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