ブラジルの首都ブラジリアのステーキレストランで、各国の外交官らとステーキを食すミシェル・テメル大統領(2017年3月19日撮影)。(c)AFP/EVARISTO SA 【3月20日 AFP】世界有数の食肉生産国として知られ、国内外に広く鶏肉などを販売しているブラジルで、食肉の安全性をめぐり不正問題が発覚したことを受け、同国のミシェル・テメル(Michel Temer)大統領は19日、各国の外交官らを首都ブラジリア(Brasilia)のステーキレストランに招待し、同国産の食肉の安全性をアピールした。 テメル大統領はブラジルの伝統的な肉料理、シュラスコを提供するレストランへ外交官らを招待。「もし招待を受けてくれたらとてもうれしい」と呼び掛け、19人が参加した。 ブラジル警察は17日、2年間にわたる捜査により、公衆衛生検査官数十人が食肉加工業者から賄賂を受け取り、衛生基準を満たさない食品を消費に